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ナイチンゲール
2020年3月20日公開

ナイチンゲール

THE NIGHTINGALE

R15+1362020年3月20日公開

oce********

4.0

復讐の旅路

オーストラリアが英国によって支配されていた時代。 タスマニア領で罪人となって働いていたクレアは、査察官のホーキンスによってレイプされ、旦那と赤ん坊を殺される。 目覚めたクレアは怒りの衝動によって、アボリジニのビリーと共にホーキンスへ復讐するため旅を始める。 序盤のレイプ劇が何とも痛ましいが、その後の復讐を肯定させる要素が確実に存在する。 アボリジニが白人に追い出された歴史がそのまま反映されており、白人に触れることは禁止という常識がそのまま力関係を現している。 だから白人と黒人が手を合わせてという共闘が絵空事にならない。 バイオレンス度もかなり高く、相手の顔を潰すという行為など容赦ない。 当たり前のように子供でさえ殺すという現実がここにある。 暴力の後の安堵がしっかりと活写されている。

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