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凱里ブルース (2015)

路辺野餐/KAILI BLUES

監督
ビー・ガン
  • みたいムービー 23
  • みたログ 34

3.76 / 評価:25件

一口寸評

  • nn1***** さん
  • 2020年6月26日 1時37分
  • 閲覧数 678
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

今年公開『ロングデイズ・ジャーニー~』(18)の監督による、26歳時のデビュー作。
よほどの信念がなければ撮り得ない始原の映画だ。
最新作かつ2作目の『ロングデイズ~』では3D仕様による映像に驚かされたが、本作でも細工は流々。
凱里市の診療所で働く医師チェンは、自らの過去・現在・未来を辿る旅に出る。
白眉は、途中で立ち寄った小さな町での、約40分(見ながら計ったわけでないので解説による)に及ぶめくるめく長回し映像である。
主体がコロコロと変わっていくそれは、まるで冥府を彷徨っているような浮遊感をもたらした。
タルコフスキーばりの雨だれ、火、犬、そして、彼のトレードマークのようなビリヤード。
中国南部の田舎道に充満する濃密な草いきれに、何度もむせ返った。
朗読される監督自身の詩は、作品同様、夢・記憶・時間がそのテーマ、恐るべし、中国新世代。
時々時制がわからなくなってしまうところが玉にキズ、そこが彼の作品の魅力でもあるのだが…。
最新作と同じ5★ながら、個人的には本作の方がシンプルで好きだ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • ファンタジー
  • 不思議
  • 知的
  • 切ない
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