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はるヲうるひと (2019)

監督
佐藤二朗
  • みたいムービー 115
  • みたログ 181

3.21 / 評価:155件

狂気とエロと鼻くそ、でも愛おしい

  • tna******** さん
  • 2021年6月26日 8時52分
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

佐藤二朗が原作、脚本、監督を初めて行った映画だが、とんでもなく狂気に満ちた作品。はるを売る女たちと両親が自殺しトラウマを抱える兄弟達が暮らす離島が舞台。女達は身体を痛めたり性病と戦いながらも生きてくために春を売っている。そして、毎日呼び込みを行う山田孝之、病気がちではるを売れず女達から非難を受けている妹の仲里依紗。彼らの母親もまたその置屋の女郎だった。そこに、置屋を営む異母長兄の佐藤二朗が絡むのだか、彼女達を見下し暴力で支配をしている。また、異母兄妹達のことも憎しみをもって接し、全員虫けらや鼻くそ同然と見下している。しかし、親が自殺した真相が明らかなり、大好きだった母親も自分も今まで馬鹿にしていた女達と同じく闇を抱えた鼻くそのような存在だったことを知る。最後は、女郎の1人と常連客だったミャンマー人が結婚するシーンで終わるが、目を閉じて涙を流すシーンにはジンとくる。どんな人々も生きるために必死で働いており、どんなに辛いことがあっても、無理矢理にでも笑っていればそのうち人生が楽しくなることを教えてくれる。どんな環境下でも幸せは本人の気持ちの持ちようなのだろう。狂気に満ちた重い映画だが、ラストはふと心が軽くなる。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 笑える
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  • 不気味
  • 恐怖
  • 切ない
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