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上映中

僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46 (2020)

監督
高橋栄樹
  • みたいムービー 104
  • みたログ 453

4.27 / 評価:407件

みんなが幸せになりますように

  • wxt***** さん
  • 2020年9月17日 1時15分
  • 閲覧数 967
  • 役立ち度 4
    • 総合評価
    • ★★★★★

熱烈なファンというわけではないが、ほかのアイドルグループとは一線を画す存在感のあるグループとして注目はしていた。
彼女たちのパフォーマンスを大画面で見たいと思い、鑑賞した。

ライブ映像は素晴らしかった。一人ひとりの表情や動きが臨場感たっぷりに伝わり、圧倒された。

しかし、しかし…つらかった。
絶対的センター平出友梨奈の成長と孤独。
デビューしたてのころの無邪気に「無理、無理~」とはしゃいで、懸命に挨拶のための文章を覚えている映像を見た後の、後半常にだれかに抱えられよろめき疲弊しきっている姿が痛々しくて見ていらなれなかった。
「独特な感性を持っているから近づけない」というメンバーのコメントがあったが、いつも一人でぽつんといる姿が可哀想だった。
相手を突き飛ばすような振付がやたらと多かったが、感受性が高い平出友梨奈を特にのけ者にしたかのような「黒い羊」は精神的にかなり追い詰めたように思える。

身体的にも精神的にも未成熟な少女をここまで苦しめたのは誰なのか。
やはり、まわりの大人の責任だと思わざるを得ない。
あれだけ多くの大人に囲まれながら、なぜこのグループの変化にきちんと対応してあげられなかったか。
突然の不参加は謝罪と説明をさせる機会を設けるべきだったし、不意打ちの選抜など疑問に思う場面も多々あった。軋轢があるというならその場その場できちんと納得できるような話し合いをさせて解決できないまでもやはりコミュニケーションをしっかりとるべきだったのだ。
分別ある大人でも女子間のトラブルは少なくない。ましてや思春期の少女たちのある種の危ない関係性は昨今の事件などを思えば想像できる。それほど女子の世界は独特なのだ。

ファンや私たちももっともっとと期待して、ある意味、彼女たちを食い物にして消費したのだ。そのことは反省しなければならない。
平出を含めて辞めていったメンバーや今も続けているメンバーたちが、ある程度歳を重ねてこのころのことを「私も昔アイドルをやっていて、あのころはいろいろあったな」と笑って振り返れるようになっていればいいなと心から願う。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • 切ない
  • かっこいい
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