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オフィシャル・シークレット (2018)

OFFICIAL SECRETS

監督
ギャヴィン・フッド
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4.03 / 評価:208件

秘匿義務vs義憤。何が天使で悪魔だろうか?

  • sou***** さん
  • 2020年9月23日 8時07分
  • 閲覧数 237
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

「ツォツィ」「アイ・イン・ザ・スカイ」彼の作品はこれらに次いで3作目の鑑賞。

どれも素晴らしいと思う。

僕が、彼の作品を観た限りにおいては、人生の選択を描く作品でかなり秀逸な表現が出来る人のような気がする。

日本人が組織に準じる場合、「素直じゃない」と否定される場面がある。素直さとは何か?と考える時に、混同してはいけないと思うのが盲目的な順応だと思う。
公務員が奉仕する対象や、行政サービスを提供する対象は、政府じゃなく国民であるはずだ。組織に盲目的に準じれば、本来の目的を失いかねない。そんな物語だと思う。

しかし、諜報機関で起こった出来事がリークされるのも難しい問題。エドワード・スノーデンの話も同じような事だけど、リークできてしまうセキュリティは反対勢力に加担される可能性も示唆するだろうし、国民に奉仕する者たちの政権の横暴に対する義憤と行動は素直に尊敬と感謝を抱くものだ。

さぁ、この状況、どう思う?という問題提起でもあると思う。自分が組織の中でいかに振る舞うかは、誰にでもある事態だ。
だからこそ、主人公の周りで起きる出来事が実感出来るのだと思う。組織への裏切り行為だとみなされた場合、仲間を失い孤立する覚悟が必要だ。政権という巨大組織と戦う羽目になった主人公は、僕らが想像出来ないレベルで恐怖と絶望に縛られた筈。

これらの緊張感を余す事なく表現できているのが素晴らしいと思う。緊張に手触り感すら覚える。

また、第4の権力とされるマスメディアを巻き込んでの戦いも緊張感を昂める。個人的には、校正で入ったスペルチェックの場面で絶句!物語に取り憑かれた自分に気付いた場面でもある。あの場面、僕自身も出版社の1人になっていたらしい。あっ!やってもーた…。言葉にもならないショック。
昔、校正やってた時期があるもんで…。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 恐怖
  • 勇敢
  • 知的
  • 絶望的
  • かっこいい
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