バカ息子が大統領
- ありおりはべり さん
- 2020年10月4日 12時17分
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だった、あの時代を思い出した。日本もつい先日まで、まさしくそうだった。
国民と軍を危険に晒すかどうかが判断基準、という英国軍人の言葉には感じ入った。ネットに溢れる幼稚な勇猛心の誇示を愛国心と錯覚しないようにしよう、と、あらためて自戒の念を抱かせる実話だと思った次第。平気でエビデンスを書き換えるような輩には、愛国心の欠片もない、と確信できた。
英国の曇天下で淡々と進むストーリーに身を任せながら、会社の中での嫌な出来事をリンクさせながら、交渉ロジックを組み立てるスキルを磨くための参考にもなったと思う。セクシーさも目を見張るアクションもなく、ドキドキもひやひやもしないけれど、じわじわ脳ミソの隅々に血液を浸透させられて、明日からまた生きることにガンバロー、と心に誓いながら、劇場を後にしたのでした。
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