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上映中

オフィシャル・シークレット (2018)

OFFICIAL SECRETS

監督
ギャヴィン・フッド
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  • みたログ 270

4.02 / 評価:216件

覚悟を決めた女性は強い。

国家に反旗を翻す、秘密をリークする。この手のクライムサスペンス系の作品は、命を狙われるとか、激しくチェイスするとか、そういう演出がつきものだと感じていたが、この作品にはそこまでの激しさはない。
見所は、主人公のキャサリンのその時々の心情がうまく表現されていることだ。リーク文書を印刷するドキドキ感、報道されない苛立ち、報道から仲間に疑いがかかることへの後ろめたさ、名乗り出る決意、刑事にも持論を曲げない取り調べ、だけれど移民である夫にまで伸びる司直の手。それが揺るぎない訴訟への道を切り開くのだから、面白い。
ラストの判決シーンは、結構拍子抜けするはずだけど、彼女が有罪になる要件はすなわち政府の戦争犯罪をも裁くことになるから、相殺される、という謎理論が適用される展開。リーク自体も無罪になるというウルトラC。
ラストの、検察脳の検事と完全に決別した弁護士のシーンは、言い様のない余韻がある。
国家機密が、いとも簡単に流出する時代背景があるとはいえ、その謎文書に真摯に向き合うマスコミ・ジャーナリストがヒーロー、もしくは有能に描かれ過ぎている部分には日本が劣化しすぎてしまっている現状と比較してしまうのは性なんだろうか。闘う女性というトレンドもしっかりつかんでいたと思う。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • かっこいい
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