ここから本文です

上映中

82年生まれ、キム・ジヨン (2019)

KIM JI-YOUNG: BORN 1982

監督
キム・ドヨン
  • みたいムービー 234
  • みたログ 521

3.65 / 評価:446件

未来への指標

  • こうまき さん
  • 2020年11月22日 11時41分
  • 閲覧数 385
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

ようやく我が町でも上映されて、今日観てきました
今何人かのレビューを読ませてもらいましたが、
いろんな見方が出来る映画だったんだ、と改めて思いました
原作は未読ですが、この映画に関する記事はいくつか読んでいて、
原作とは違う着地点だということは知っています

見た人が男か女か、
未婚か既婚か、
その人の立場によって全く見え方が違っているようで・・・
私は10年ほど前に、かなりの高齢出産で息子を授かりました
子供のいない老後の事を考えていた矢先の出産は、
私の生活全てが変わることを意味していました
父母も義父母も、助けてくれましたがそれぞれ高齢者と呼ばれる年齢
親に負担をかけてはいけない、という思いと
何が何でも守るべき子供に対する大きな責任感
なかなかうまくいかない焦りと苛立ち
旦那は手伝ってくれましたが、自分自ら動くことはなく、
私一人がずっと空回りしているような状態でした
環境的には恵まれていた、と思いますが、
私自身は孤独で、たぶん産後うつの一歩手前だったのではないかと・・・

この映画のジヨンも、決して不幸な環境ではありません
子供を預かってもらえる保育所があり、
ママ友のような存在もいる
それでも病気を発症してしまう
それまでの人生の、ほんのちょっとの引っ掛かりがたくさん溜まって、
子供が出来たのをきっかけに、それがあふれ出してしまった
その様子は、まるで私自身を見ているようで苦しかった
私の旦那にも、デヒョンと同じ思いをさせていたと思い、余計に泣けた

原作は子育ての話ではなく、男女間の性差別を主に取り上げているのだろうと思いますが、私が共感出来たのは、そこではありませんでした
子供の頃は男子の方が得している、と感じたことはよくありましたが、
男女平等と社会で言われるようになってからは、気にしなくなっていました
なのでこの映画の、というか原作の本当のテーマを、私は受け止めてはいないのかもしれない・・・
それでもジヨンの感じてきた違和感を理解することは出来ます
女であれば、ジヨンの人生のどこかしらに共感出来るんではないでしょうか
男の人は、嫌悪感を持って見てしまう部分もあるでしょう
でも無意識の差別を想像してください
今まで当たり前と思ってきたものが、本当に当たり前なのかということを・・・
逆のことも言えるでしょう
男ならこうしてくれて当たり前、と女の方が思うこと
それも無意識の差別になるのではないかと・・・

個人を尊重して生きることが普通になり、
それぞれの人達がいろんな価値観を持っている
それを大事に、お互い生きていければ・・と思います

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 悲しい
  • 切ない
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ