あらすじ・解説
大阪のある町で暮らす高校2年生のえん(松本穂香)は、恋人を次々と変える親友の琴子とつまらない毎日を送っていたが、琴子がサッカー部のナリヒラを好きになったことで距離ができる。同じ高校のジュンは、母が家を出たことに向き合おうとしない父親に何も言えず、学校が終わった後ショッピングモールで過ごしていた。やがて、ナリヒラの秘密を知り彼と急接近するえん、それを見て見ぬ振りする琴子、転校生の伊尾と深い仲になるジュンらの思いが交錯する。
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予告編・動画
作品レビュー(35件)
- bel********
3.0点
エンディングロールの歌は綺麗だった。 それを考慮して星3つ。 内容は薄い。編集が下手。 作品に魅力を感じませんでした。 片山友希さんが空回ってる感。 中田青渚さんの熱量の多い演技は 上手いのか判断しかねる。 ふくだ監督の今後に期待します。
- WXYは知ってても、それだけじゃ
2.0点
青春に有りがちな、恋、親子のもやもやした悩みをつらつらと並べる、悩みに至る経緯の描写が薄いので話がうわ滑りする、結末を付け辛い話の終りをバンドで叫んではっちゃけて誤魔化す。薄っぺらい話の羅列を絶叫で締めることに。夕暮の風景だけが切なさを醸す。
- まんぼう
4.0点
松本穂香さんが素敵でした。 チョット学生には見えなかったんだけどw
- ミッチー
3.0点
みんなのそれぞれの悩みがあり、理解し合い助け合い喧嘩したりと色々ある青春映画なのは分かった。役者さんも活き活きとしててすごくいい。ただ脚本と演出はいわゆる現代の切り貼り作品で、一瞬一瞬だけを感動の映像を切り貼りしただけ。ストーリー全体を思い返すと別に何も残らない。
- roj********
3.0点
ふくだももこ監督が自身の小説『えん』『ブルーハーツを聴いた夜、君とキスしてさようなら』の2作をミックスして映画化。 大阪の高校生達のとりとめのない姿を描いた青春作品。 監督の前作『おいしい家族』は家族の多様性を優しい着眼点で包含した作品で、一気に監督のことが好きになったのだが、本作は高校生達の家族、それぞれの悩み、関係性をやり過ぎないバランスで思春期のモヤモヤを描いている。 登場人物達は複雑な悩みを持ちながらも、やっぱりそれぞれを否定しない。その、良い感じの距離感でそのままでいいんだよと言っているような視点はやはりふくだももこ監督だなと思わされた。 一歩間違えば、自分たちもあの子と同じように殺してたかも。 あの子と同じように暮らしてたのに。 でもその違いって? 息苦しい思いをつのらせる青春。 そんな世界のなかで、君がいれば。 君さえいれば。世界は変わる。 高校生にとってはそれがすごく大事なことなんだと気づかされる。 ハッとさせられる綺麗なカットもあり。 泣いてる姿を見るシーンと 朝の光の中のキスと 最後の水たまりが好き。 前作よりも情景重視に感じる。 ブルーハーツの使い方も、スッと「気が狂いそう」に入ってくる。 主人公の松本穂香ちゃんの友人を演じる中田青渚ちゃんがすごく良い。 奔放だけど惹かれちゃう感じがすごく上手い。後半出てこなくなってしまって寂しくなったら最後にやっぱり彼女が持っていった。好きになるわ、そりゃ。
スタッフ・キャスト
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