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レディ・オア・ノット (2019)

READY OR NOT

監督
マット・ベティネッリ=オルピン
タイラー・ジレット
  • みたいムービー 28
  • みたログ 141

3.57 / 評価:98件

悪魔的な出会い 夜明けの鑑賞

  • satom_koki さん
  • 2020年8月24日 13時10分
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

本作との出会いはTwitterのリツイートでバズっているものが目に入った。
まだ日本に到着していなかった頃だろうか。
英語の予告を見た段階でこれは見るべきだと直感した。
花嫁を親族が殺すために追い回す?(予告ではここまではネタバレしている)
なんて生産性の無い鬼ごっこ(本作ではかくれんぼ)なんだ理由は何だ?と
ワクワク想像していた。

ようやく先日レンタルし車にDVDを置いたままだったが、昨日深夜に
用事があり車に乗って用を済ませ午前3時過ぎに帰宅。
ふと隣に目をやると、レディオアノットの文字が目に入る。
その時私は今見たい!という衝動に駆られ、そのままカーナビで鑑賞を
始めた。
冒頭の辺りだけ見て続きは翌日でいいかぐらいで軽く見始めたが
展開が気になりすぎて止まらない。
内容が重要なので、ネタバレはなるべく控えたいが
冒頭からこれからの展開を匂わせるシーンで始まり
結婚式のシーンでの親族の大げさなまでの不気味さ
花嫁の本当に純粋な人か?もう冒頭ですでに何かやらかして
くれそうだぞ、強そうだぞ感
花婿の不自然なまでの優しさ、愛情、矛盾のある行動
親族の長のまったく頭に入ってこないゲームをする由来と説明
あまりにも滑稽な追い回しの始まりとある意味でのリアルな
現実の無さ感がポアポア浮いた雰囲気の中
笑ってしまう要素ありの殺人の始まり
かと思えば残酷な描写と痛みが走る展開
と思えばなんでやねんと思う笑ってしまう展開のサンドウィッチに
目が離せない。気づけば車の中で最後まで見ようとしている
自分がいる。
どうして花嫁を殺そうとするのか、そんな事をする意味があるのか
中盤後半までわからないのだが理由が分かった瞬間唖然。
ここで冷める人は冷めるが、この理由だからこそ親族のそれぞれの
焦りや現実感の無さ、ポアポアした雰囲気の理由が明らかになる。
見ている方も、本当にどうなるのか分からない。
伝統と言い伝えに縛られ狂っているだけなのか
その言い伝えが正しいものなのか。最後の最後まで分からない。
なんでそんな行動に出る?と思っていたことも意外と後々繋がって
くるので冷めることなくエンディングを迎えた。
最後のシーンを見た時、ああ、このシーンが監督は描きたかったのだな
と悟った。
お城のような建物をバックに純白の衣装に包まれ、幸せの絶頂の花嫁が
こうなる不幸とある意味人間の強さと、彼女のセリフに今までの壮絶展開を
クスッと笑わせる要素のある締め方。

鑑賞後にもっとこうした方が、あれ矛盾あるんじゃない、いやいや
意外にこうなっちゃうから繋がってるなと考えが止まらない映画は
私にとって当たりだ。
正直超展開なので、レビューは賛否両論で★3.3くらいの扱いかな
と思いきや、高評価が多くレビューは思った以上に少ない。
SNSでバズっても大作でなければこの程度かな?と少し悲しい。
でもこの作品が気に入った人はついつい感想を書きたくなる作品
であることは間違いない。

アダムスファミリーの雰囲気が好きで、他人の肉体的痛みをあまり敏感に
感じないタイプ、超展開でもそれもありだよね的に考えれる人には
ぜひおススメしたい。

さて、鑑賞後、車を降りたら暗かった空が明るみ始めている。
思わず自分は大丈夫か?と己の体を思わず抱きしめた。
バカバカしい、と笑ってシャワーを浴び、ベットに入った
自分の口から無意識にあの方の名前が出て耳に入りゾッとした。

この作品はいろんな意味で真夜中から明け方近くに
鑑賞することを自己責任でおススメします(笑)

詳細評価

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