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マロナの幻想的な物語り (2019)

L'EXTRAORDINAIRE VOYAGE DE MARONA/THE EXTRAORDINARY VOYAGE OF MARONA/MARONA'S FANTASTIC TALE

監督
アンカ・ダミアン
  • みたいムービー 37
  • みたログ 46

4.43 / 評価:30件

せつなさのスピードは高まって

  • ookina_haruko_chan さん
  • 2020年10月27日 20時03分
  • 閲覧数 213
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

ちょっと前に観て、かなり心にズシンときた作品だったのだけど、バタバタしているうちにレビューを書き損ねていました。
もっとみんなに観て欲しい映画だな〜と思いつつ、もう関東近県では上映が終わってしまったのですね、残念!!
でもきっといつかどこかで上映されるはず!!と夢見て・・・レビューを書くことにします。

ついこないだ「鬼滅の刃 無限列車編」を観て、煉獄さんの大きな心にグッときたのだけど、「マロナ〜」に出てくる主人達も、なかなか魅力的な人たちです。
でもなぁ〜・・・これを観る前に紹介してしまうのは、「体験する喜び」を味わえなくなってしまいそう・・・
またいつか観れる機会があればぜひ映画館で観て欲しい。
なので、サワリだけ紹介します。

マロナは血統書つきでプライドの高い父が雑種の母に恋をして生まれた子。
と言っても、犬なので、一度に生まれた兄弟たちは何匹もいて、マロナはもらわれていきます。
もらわれた後も、主人は次々と変わっていき、そのたびに呼ばれる名前も変わる。
主人の性格も、マロナとの関係も、それぞれ違う。
ストーリーとしては、ドラマ性に富んでいるのだけれど、台詞は少なめで、マロナの独白がほとんど。
でも映像はかなり手がこんでいて、流れるように変化してゆく。
台詞に表れていないマロナの心情が、絵を見るだけでわかる。

出会いと別れのせつなさ。
人生と愛についての深い深い物語。

ちなみに、私は字幕版で観ました。
マロナは少しノイジーな感じのする魅力的な声の人が演じていて、とてもよかった。
吹き替えでは「のん」がやっているみたいですね。
のんののんびりした声もいいけれど、この作品に合うのかな??という気もします。
まぁ吹き替え版も観て、聞き比べてみるのもいいけれど。

最初、「〜物語り」となんで「り」がつくのだろう??と謎だったのですが、見終わって、この「り」があることで、余韻が生まれた気がして、これはこれでよかったんじゃないかな〜と思えました。
これを観たのはアニメフェスティバルだったので、監督のインタビュー映像が最後に流れました。
この作品がどれだけ丁寧に作られたのかがわかって、なんだか心が暖かくなりました。
絵柄だけ見ると、絵本の絵のような、ややこども向けっぽい感じに見えるかもしれないけれど、それが動き出した時の自在さは、これまで観たアニメが覆るくらいの衝撃を感じました。
大人の鑑賞に耐えうる映画だけれど、こどもが観てもきっと何かを感じることができるんじゃないかな。
犬好きじゃなくても、楽しめると思います。
ぜひまたどこかで上映してほしい。

詳細評価

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