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レイニーデイ・イン・ニューヨーク (2019)

A RAINY DAY IN NEW YORK

監督
ウディ・アレン
  • みたいムービー 188
  • みたログ 421

3.72 / 評価:327件

小粋で小洒落て…あれ?何も残らない…。

  • ちゃび さん
  • 2020年7月28日 17時52分
  • 閲覧数 968
  • 役立ち度 13
    • 総合評価
    • ★★★★★

旬の若い美男美女を揃えて、なるほど、小粋で小洒落てはいる。
こなれた雰囲気で肩が凝らず、気軽に観られる。
生粋のニューヨーカーの鼻につく地元自慢は、京都で生まれ育った私にも自虐ネタとして笑える。街の風景もスタンダードなジャズも目耳に快い。
でも…終わって館内が明るくなると、なぁんにも残らない…。

アレン監督は、映画人を小馬鹿にして楽しいのだろうか。
映画人だけじゃない。裕福な親のスネをかじって優雅な大学生活を送るギャツビー(T.シャラメ)、その恋人で学生新聞の記者をしているアシュレー(E.ファニング)も馬鹿っぽい。
S.ゴメス扮するチャン以外は、登場人物がすべて馬鹿に見えます(3回も馬鹿と書いてしまった)。
そのチャンにしても、アリゾナ出身のアシュレーを田舎モンだといじり倒すところは品がない。

「アシュレーに、僕がよく知ってるニューヨークを案内してやろう。きっと喜ぶぞ」。
そんなギャツビーのアテが外れまくる展開は面白いけど、登場人物に対する愛情が感じられなくて、寒〜いんですよねぇ。まあ、それが監督の持ち味のシニカルさでしょうが。
その割に、いつもの毒気の効きが弱い。ママの告白も唐突すぎて、目が点になりました。

ようは、私はイマイチだったのです。
ジュード・ロウ、リーブ・シュレイバー、ディエゴ・ルナ、レベッカ・ホールと俳優陣の名前を見てワクワクしてたのに…。当然、ティモシーも。

良かったのは、大好きなEverything Happens To Meがティモシーの声で聞けたことぐらい。
「君の名前で僕を呼んで」のピアノを弾くシーンに感心してしまった後では、あからさまな吹き替え演奏は白けたけど。

いまの世相と監督の年齢を考えると、もうニューヨークで映画を撮る機会はない気がする。
それなのに(もちろん予見して製作したわけではないが)この作品って、かなり残念です。

詳細評価

物語
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音楽

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