あらすじ・解説
チェスの才能に恵まれた8歳の少年ファヒム(アサド・アーメッド)は、家族が反政府組織に属していることやチェス大会での連勝に対する嫉妬などから脅迫を受けていた。危険を感じた父親は彼を連れ、パリへ逃れる。政治難民として政府の保護を受けようと奔走するなか、ファヒムはフランス屈指のチェス・コーチであるシルヴァン(ジェラール・ドパルデュー)と出会う。彼の指導を受けながらチェスのトーナメントを目指すファヒムだったが、政治難民の申請を移民局に拒否された父親が姿を消してしまう。
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作品レビュー(37件)
- ich********
5.0点
難民の現実、背景がよく描かれていました。実話だと知り、感動しました。
- bat********
4.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - 1048
2.0点
評価が良かったから鑑賞したが なんか地味な展開だった。 感動もそうしなかった。 正直期待ハズレかな わざわざ観る作品でもないかな
- つとみ
4.0点
フランス人は映画に社会的メッセージを求めたりすることが多いらしい。映画は芸術と考える延長かなと思う。 単なる娯楽作品ではないフランス映画というのは自分も好きなので良いことだと思うけれど、そのせいでちょっと失敗しているなと感じる作品に出合うこともままある。 本作はまさにその失敗例だ。ざっくりと良い映画だったと思うし面白くもあったけれど本来の内容とイマイチ噛み合っていない余計な部分(社会的メッセージ)が作品のチグハグさを生む。 ファヒムの成長とファヒムにチェスを教えるシルヴァンの成長が物語の本当の核だと思うが、そこに移民、難民、それらを受け入れるフランスなどが絡んで、どっちがメインテーマなのかわからなくなるほどだ。 実話を元にしていることと、もしかしたら人権の国について描きたかったのかもしれないことを考えるとこんなものかとも思うけれど、それならば少なくともシルヴァンの変化、成長は余計だったことになる。 ファヒムがフランスに馴染んでいく姿。チェスを通して変わっていく姿。そんなファヒムを見て変わるシルヴァン。これだけでこの物語は充分なんだ。 そこに仰々しく人権の国などと盛り込むのは雑音になってしまう。 フランス映画は表現の引き算が上手で、そこに味わいや深みが出るのでとても良いけれど、ストーリーの方は盛り過ぎる傾向にあるのは良くない。 物語の背後に見え隠れする社会的メッセージ。もしくは登場人物の成長から浮かび上がる社会的メッセージ。というのが理想だ。ちゃんと混ぜられていないのならばテーマをプレさせるだけだ。 とはいえ、どんどんフランスに馴染んでいくファヒムと中々溶け込めない父との対比や、クイーンにタジタジのシルヴァンなど面白いところは多かった。 チェスを扱った作品というのもいくつか観たことがあるけれど、他に比べて楽しめたような気もする。 ほとんど盤面を見せてくれないからだろうか?ルールに詳しくなく駒の判別が出来ないので盤面を見せられても盛り上がれないからね。
- bakeneko
5.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。
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