紙芝居のような味わい(褒めてる)
- 映画は2時間 さん
- 2020年11月19日 17時35分
- 閲覧数 561
- 役立ち度 6
- 総合評価
黒沢監督の映画独特の紙芝居の様な味わいの映像で、主人公夫婦が裕福な設定のため画面が大変美しいです。
全編を通して不穏な空気が立ち込めていてミステリー感満載です。
政治的なメッセージが読み取れますが、それより単純にミステリーとして鑑賞しました。
★3.7ぐらいです。4まではいかないかな、と。
高橋一生は立ち姿が美しく何を考えているかわからないムードが良いし、あの時代の狂気と紙一重の愛国心に溢れた東出昌大もぴったり(この人も立ち姿が美しい)で良いのですが、この映画はやっぱり蒼井優あってのものだと思います。
中盤から正義と愛、「夫の役に立っている私」に酔っている感じがそれこそ「お見事」です。
個人的には高橋一生はアメリカのスパイだったと思っていいるのですが、妻がどこまで気が付いてなくて騙されていたかは藪の中かな、と。
詳細評価
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- ロマンチック
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