あらすじ・解説
1999年、覚せい剤が原因で父親を亡くした山本賢治(綾野剛)は、柴咲組組長の柴咲博(舘ひろし)の危機を救ったことからヤクザの世界に足を踏み入れる。2005年、ヤクザとして名を上げていく賢治は、自分と似た境遇で育った女性と出会い、家族を守るための決断をする。それから時は流れ、2019年、14年間の刑務所暮らしを終えた賢治だったが、柴咲組は暴力団対策法の影響で激変していた。
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予告編・動画
作品レビュー(531件)
- ヒロ3
4.0点
予想外の流れのヤクザ映画でした。 昭和の任侠みたいな感じが個人的にあまりパッとしなかったのと観る前の期待のし過ぎもあって、観終わった後は残念ながらそこまで良いヤクザ映画には感じなかったかな。 ただ後半登場の磯村くんが絶妙でした。 個人的にバッチリはまりましたね。 ストーリーと他の役者さんの演技が星3点、それに磯村くんの演技で+1点の計4点です。
- ppq********
4.0点
割とヤクザ映画近年多かったのですが、 こういう視線の作品も面白い。 まぁ無理あるけどフィクションだし、、楽しめました。
- aqs********
1.0点
ヤクザの映画はやっぱり盛りすぎヤクザなんてくそなんだからもっとクソに描くべき!ヤクザをやると足を洗った後も辛い人生だと同情煽ってるような映画だけどそんなの当たり前だし現実ここまでひどくされてない!もっと元ヤクザ現ヤクザに厳しくなるような作品を作らなければダメだとおもう
- sax********
5.0点
よかった
- スナフキンM
5.0点
タイトルにもある「家族」。これには血縁のある普通の家族とヤクザの世界の盃を交わした家族と2つの意味があると思った。 何か所かバイオレンスシーンもあるが、どちらかというと心情を描いて積み上げていくタイプの映画で、ヤクを扱わないみかじめでシノギを稼ぐよいヤクザの関係の濃さにちょっと共感してしまう。実際、夜の街のパトロールやいさかいの仲裁は警察の未然や民事不介入では対処できない必要悪の部分もある。決してヤクザを肯定するわけではないが。 悪いヤクザは警察のマル暴ともつるんでいる豊原のほうで徹底的に悪いヤクザとして描かれる。 綾野剛は若いときの尖がった演技と出所後、尾野真千子や娘とのわずかなひとときの穏やかな表情、すでに過去のヤクザでは生活すらままならず、またまともな就職さえ許されない切なさをよく演じていた。舘ひろしの全てを包み込み度量の大きなオヤジ役もよかった。しかし個人的には市原隼人のラストの演技が素晴らしかった。カタギになりやっと普通の家庭を築いたのに、過去がバレたおかげで、家族は出て行ってしまう。何もかも失い、山本を刺すが、そこには単なる憎しみではなく、それでも憧れたアニキへの情がみてとれた。山本もわかっていた。 そして、ラスト。磯村優斗の新型ヤクザと山本の娘。山本と尾野真千子が出会ってしまったような輪廻である。運命からは逃れられないようなラストが圧巻であった。
スタッフ・キャスト
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