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上映中

ヤクザと家族 The Family (2021)

監督
藤井道人
  • みたいムービー 606
  • みたログ 2,097

4.40 / 評価:1806件

良作だけど出来れば2時間楽しく過ごしたい

  • lei***** さん
  • 2021年2月23日 19時40分
  • 閲覧数 983
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

21世紀も5分の1経過したこの時代に「ヤクザ」という
言葉を使った作品名に非常に抵抗があり、見に行く気は
全くなかったのですが、ここでのレビュー評価の高さが気になり、
劇場公開から1か月近く経ってしまいましたが、観に行く
ことにしました。

この作品を見るとなると、藤井監督の日本アカデミー賞
受賞作品である「新聞記者」や、同じ題材を扱いかつ
近い日付で劇場公開となった「すばらしき世界」は当然
頭のなかにある状態で観ることになります。

たぶん、「新聞記者」と同様、社会の裏や問題をえぐり出す
内容を重苦しい雰囲気で描き続け、最後はすっきりとは
終わらないんだろうなぁ…、とか、「すばらしき世界」と
同じく懲役で長期間刑務所にいたヤクザ者は、今の
反社会的勢力排除についていけず、というところを描くん
だろうなぁ…、とか思いながら観ましたが、内容は
ほぼその通りだったものの、そのレベルは事前の期待を
上回っていました。

映画作品内で時系列で長期間を描く場合、画面の中に
時代と合わない部分が出てくることが多く、それを「携帯
電話」などの小物で誤魔化すことが多いのですが、
この作品では、車などの大きな道具にも妥協することなく
その時代時代にあった絵が作られていました。
また出演者の年齢は2019年の年齢に合わせてキャスティング
されていますが、過去のシーンの見た目に違和感がないのが
驚きでした。特に女性は年齢による見た目の変化が大きく、
難しいのですが、2005年のシーンの尾野真千子さんは
驚くほど違和感がありませんでした。

最後は山本賢治(綾野剛さん)が、再度身代わりに…、
というのはある程度予想していましたが、そういう終わり方を
するとはまったく思わず、意表を突かれました。
全体通して素晴らしい作品だと思います。

ただ、新聞記者もそうですが、社会の闇を2時間観て、
なるほどなぁ…、とは思いましたが楽しくはなかったので、
そのあたりは、「すばらしき世界」のような感じのほうが
観ていてよかったかなぁ…、と思いました。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • 不気味
  • 絶望的
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