レビュー一覧に戻る
滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie
上映中

滝沢歌舞伎 ZERO 2020 The Movie

1392020年12月4日公開

みこ

2.0

3千円払った感想を言いたい

予想と異なり過ぎてびっくりしました。タイトルにある歌舞伎はほんの少しです。今作は3割が日本伝統芸演目、それ以外はアーティストプロモーションです(個人的な体感比)。 予備知識無しの方は、それを知ったうえで3千円払って観るか決めることをおすすめします。ヒップホップや吉本新喜劇的なものがあるなんて想定外でした。 あと、タッキーは出てきません(ねずみさん=タッキー?)。演出側でした。 全体的な感想としては、舞台で3千円と思うと安いが、プロのパフォーマンスと考えると3千円の価値は感じられませんでした。 メインキャストのスノーマンは最近歌番組で初めてみて、ジャニーズなのにダンスや歌が比較的上手だな〜と印象に残っていたので、少し期待を持って今作を観ました。 メインキャストは10名くらいいましたが、今作のパフォーマンスを支えているのは3名くらい。調べたところおそらく、宮舘さん、渡辺さん、岩本さんです。 センターの方は華があり雰囲気もあってタレント性は感じましたが、スキルが追い付いていない印象です。PV場面では魅せていました。 面白かった場面 ・桜が舞う演出が素敵でした。バトントワラーの方はきっとプロ。 ・シルクドソレイユ的なのとコラボしたバラード。歌担当の方、歌番組で聞いた声と一致。記憶に残る歌声でした。 ・和太鼓は工夫した演出があり楽しめました。 ・新喜劇演目は善側と悪側のメインキャストの演技。人間猫は初め理解に苦しみましたが一周回って後半は慣れました。 ・最後の舞台上に戻したシーンは水や歌舞伎エッセンスの演出がよかったです。(個人的にはこのよう映像を想像していました。) 残念だった場面 ・現実世界の場面が意味不明。ネバーエンディングストーリーやITを彷彿とさせる謎の場面多数。 ・和太鼓の前の雄叫び?がすっとんきょう。 ・各演目の繋ぎ目の演出や演技が今ひとつ。 ・新喜劇演目はキャストのパーソナルを知らない人は笑えない。 ・全体を通して作品のメッセージが分からない。キャストのプロモーション目的以外伝わらない。 今作のメッセージはエンドで流れていたように、「こんな世の中でもエンタメで元気と希望を」だと受け止めましたが、もう少し深みが欲しいです。 ある程度いろんな作品を観てきた人は期待外れと感じるでしょう。 「〇〇君キャーかっこいい」のファン目線の評価で満足であれば良いですが、それでは勿体ない気がします。頑張っている過程を評価軸にするならばアイドルの域を超えません。 題目が英語表記だったので、海外の方も意識して作ったのではないでしょうか。一般客は作品自体を楽しみに劇場に足を運びます。もっと一人一人のパフォーマンスのクオリティを上げないと一般客は取り込めません。 まだデビューして1年目のグループのようですのでこれからに期待です。

閲覧数3,272