ゲーム見てるかのよう
- オーウェン さん
- 2020年10月29日 18時27分
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ゲイリー・オールドマンがアクション映画に出ると聞いて嫌な予感がしていたが、それは見事に的中してしまう。
原題は配達人のことで、裁判の証人を守るため送られた凄腕のボディガード。
その証人が見たのは裏社会を牛耳るマニングスの暗殺場面。
ビル内に2人は閉じ込められ、暗殺者たちの追跡をいかに交わしていくのか。
完全にアクションに特化した作品であり、ドラマなんてほとんどない。
ただそのアクションがゲームみたいなつくりであり、ドローンでバイクを狙おうとするマヌケなシーンだったり、どう見ても頭の良くなさそうなリーダー格だったり。
ゲイリーは何故かアイパッチをつけており、音楽を聴きながら優雅に椅子に座って暗殺命令するだけのやっつけ仕事。
動く側のオルガ・キュリレンコも、レスラーみたいな男を相手に立ち回りするという無理があり過ぎる格闘をやらされる始末。
これを見るとアクションって演出とか美学が、いかに大事なのかと痛感させられる出来。
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