2020年10月2日公開

ある画家の数奇な運命

WERK OHNE AUTOR/NEVER LOOK AWAY

R15+1892020年10月2日公開
ある画家の数奇な運命
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

芸術を愛する叔母(ザスキア・ローゼンダール)の影響で絵画に興味を抱くクルト(トム・シリング)は、精神を病んだ彼女をナチス政権の安楽死政策によって殺されるというつらい過去を抱えていた。彼は東ドイツの美術学校で叔母を思わせる面持ちのエリー(パウラ・ベーア)と恋に落ちるが、彼女の父(セバスチャン・コッホ)は叔母の死に関わった元ナチス高官だった。その事実を知らないままクルトはエリーと結婚。芸術の自由を求めて彼女と西ドイツに亡命し、創作活動に没頭する。

シネマトゥデイ(外部リンク)

本編配信

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予告編・動画

作品レビュー(34件)

知的17.5%切ない15.5%セクシー9.3%悲しい8.2%恐怖8.2%

  • mei********

    5.0

    ネタバレ真実が知りたい

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • tok********

    5.0

    ナチス愚行下で精一杯に生きる芸術家

    ドイツが生んだ現代アートの巨匠、ゲルハルト・リヒター(1932~)を描いた作品。ナチス愚行下で精一杯に生きる芸術家を上手く表現している。 この巨匠の大規模個展が来年、東京国立近代美術館と豊田市美術館(愛知)で開催される。日本の美術館では16年ぶり、東京と愛知では初めての開催らしい。東京国立近代美術館2022年6月7日~10月2日、豊田市美術館2022年10月15日~2023年1月29日。

  • ts1********

    3.0

    原体験は美しいか?

    気づいたら3時間経っていた。 ストーリーは大満足。 しかし、リヒター少年の叔母とのピアノシーンは、全く猥褻的な意図は無いことは百も承知だが、気持ち悪いと感じてしまった。 芸術・真実・美は児童に対する性暴力より優先されるのか?悲劇な運命を辿ってしまった叔母であるが、雑音が混ざっていたせいであまり同情はできなかった。 叔父が姪に同じことしても美しいと感じる世界線に産まれてたら星5つ付けます。

  • pag********

    5.0

    ネタバレフロリアン・イズ・バック!

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • スナフキンM

    5.0

    圧倒的な見ごたえと鑑賞後の満足感

    やっぱり映画って凄いなって久々に感じた傑作。わざとらしい演出は皆無である。画家の物語のはずが、冒頭1時間は画家は登場しない。じっくりと描いていく。 時代背景はナチスドイツの最盛期から、ドイツの敗戦、東ドイツの共産主義、西ドイツへと移っていく激動期。最愛の叔母がナチスの劣勢遺伝子の淘汰政策のために安楽死させられる。しかし、それも淡々と語られる。 中盤より学生から大人になっていく主人公クルドの物語に移行していくが、ことさらに説明はなく、それでもわかりやすく物語は進行し、自分が描きたいものが見つからない苦しみから、最後、解放され、のちに現代の偉大な画家になっていくわけだ。モデルはゲルハルト・リヒターとされる。 この映画がみるものの心を鷲掴みにして離そうとしない力はどこにあるのだろうか。もちろん、時代を意識した風景や美術、衣装などは素晴らしいのだが、そこに理由があるのではないと思う。優れた小説に文字としては書かれていないが行間に作家の思いがあって読者はそれを自身の想像力で補いながら読むのが幸せであるが、この映画もあえてセリフで語らないが、例えば、義父の教授の過去の素行や、妻の夫への思い、クルドの芸術への悩みなどが痛いほど伝わってくるのだ。終盤、見る側はクルドが芸術的な壁に当たって白いカンバスに何も書けない時、その心は多分シンクロしているはずだ。だからこそ、叔母との原体験が蘇り、自身の芸術の向かう先が見えてきたときに、観客も解放感を味わう。 クルドは怒りで感情を爆発させることもないし、一見何を考えているかわからないようでいて、観客にはその心情がはっきり伝わってくる。こういうのはなかなか描けるものではない。 多くの因果が関わっているが、それらを単なる因果応報とするのではなく、例えば、あれだけプライドの高い義父はすべてを見透かされたようなクルドの絵をみて、我を失うがそれが単なる叔母への復讐というわけではない。実際、クルドは義父が叔母の安楽死の決断をした医師だとは気づいていないわけで、叔母の絵と安楽死の首謀者と義父が同じ絵の中にいるのは、クルドの人生に影響を与えた人物の集合にすぎない、すべての相関を知っているのは義父だけである。 それにしても含蓄の量が膨大な作品で、例えば、東ドイツ時代に若いクルドの才能を見出した教授のクルドが西に脱出し、彼の壁画が塗りつぶされる情景の複雑さ、西ドイツでの絵画の教授の撃墜からの敵側からの手厚い治療により今生きており、誰にも離さなかったその体験をクルドに話し、けっしてとらなかった帽子をクルドにはとってみせるところ、クルドの理解者の画家仲間など、それぞれに明確な決着は映像化されないのだが、消化不良感がまったくない。 いやー。久々に本物の映画を観た満足感でいっぱいである。唯一残念なのは、この作品、多くのヌードが登場するが、それにいまだにぼかしを入れているといころ。ポルノのように性器描写があるわけでもないのに、そこは興ざめだ。これは日本の問題であるが。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
ある画家の数奇な運命

原題
WERK OHNE AUTOR/NEVER LOOK AWAY

上映時間

製作国
ドイツ

製作年度

公開日

ジャンル