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上映中

おとなの事情 スマホをのぞいたら (2020)

監督
光野道夫
  • みたいムービー 156
  • みたログ 378

3.33 / 評価:315件

MVPは常盤貴子

  • UrbanDockGoer さん
  • 2021年1月14日 7時10分
  • 閲覧数 838
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

2021年、最初の1本。
予告編から楽し気なムードが漂っていたので楽しみにしていた本作。

期待通りの作品だった。


【物語】
8年前にとある大きな出来事を共有した7人の大人達。その後毎年一度集まっていた。8年前は2組の夫婦と独身3人だったが、その出来事をきっかけに幸治(渕上泰史)と杏(木南晴夏)は結婚し、今は3組の夫婦と唯一の独身三平(東山紀之)という構成。

今回は幸治が店長を務めるカフェを貸し切りにして集合。 楽しいパーティーが始まったが、杏は浮かない顔を見せる。幸治の最近の振る舞い疑念を抱いているためだった。 その不安を我慢できなくなった杏は皆にスマホをテーブルに出して、パーティーの間だけ会話、メール、LINEを全ての交信を公開し合うことを提案。
皆躊躇するが、拒否することはやましいことがあることを認めることになるので、強く拒めず、最終的には全員合意する。

口では隠し事は無いと言いつつも、通知が届くたびに緊張が走る。 そして、それぞれの秘密が1つずつ・・・


【感想】
まさに大人の映画。
表面上幸せな夫婦、人生を装いながら、そりゃホントは色々あるよね、というお話。

中盤までは完全にコメディーで、大いに笑わせてくれる。
中でも薫(常盤貴子)と零士(田口浩正)の掛け合いが凄く良かった。 スマホ公開に最後まで抵抗した零士が画策した浅知恵の隠蔽工作で墓穴を掘り、思わぬ窮地に陥るのだが、そのときの常盤貴子の表情が最高だった。この演技に本作のMVPを捧げる。 田口浩正のバカ男ぶりも良くハマっていた。

ただ、本作はお笑いだけで終わらない。終盤はなかなかグッと来る展開が待っている。 本作は群像劇ではあるけれど、「夫婦とは何か?」が主題と言って良い。
キレイごとだけで、一生添い遂げられる夫婦は無いとまでは言わないが、極々例外的だろう。 相手に知られたくない秘密を抱えていることは普通だし、やましいことや他人には知られたくない弱みもあるだろう。 でも、一緒に生きることに意味があると思いたい、そんな思いに駆られた。


10年以上夫婦生活を送っている人の方が共感を得やすいと思う。
一方で、これからパートナーと人生を歩みだそうという若い人にも見てもらいたい気もする。 今後のために。

今年最初の1本として満足できる作品だった。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 笑える
  • 楽しい
  • コミカル
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