レビュー一覧に戻る
ブレスレット 鏡の中の私
2020年7月31日公開

ブレスレット 鏡の中の私

LA FILLE AU BRACELET/THE GIRL WITH A BRACELET

PG12952020年7月31日公開

illbeback1229

2.0

ネタバレ彼女のラストの行為が裏目に出たかな

親友のフローラを殺した罪に問われている16歳の主人公リーズの裁判を行方を追う本作。  果たして彼女は有罪なのか?無罪なのか?もしくは誰かをかばっているのか?というところや、裁判が進んでいくごとにリーズの話が二転三転しリーズの隠れた本性が見えてくるところに関心を持ち鑑賞した。  ここから先は完全ネタバレなのでご注意を。  オープニングの海辺で家族が海水浴をしているところに警察が来てリーズを逮捕するが、気が動転するどころか反対に落ち着き払って警察についていくリーズを見て、それだけで自分は彼女が犯人と確定して話の行方を見守っていった。  足に追跡装置を着けることで保釈になっているリーズは裁判中でありながらも何事もないように冷静沈着な態度は無罪か有罪かの判断を分からなくさせる展開は観客をスクリーンに集中させる。  そこに両親が知らなかった彼女の隠れた本性も分かっていくからますます分からなくなっていく。  しかし、ここで疑問が出てくるのだけれど、検察は有罪だと確定できる決定的な証拠が無い限り起訴はしないのに、検察側の言い分を聞いてみるとリーズが有罪である確定的な証拠が無くいつでも覆そうな状況証拠ばかりなのでこれじゃいくらリーズとフローラに確執があったとしても無罪になる確率はかなり高いと自分は思っていたが案の定リーズは無罪となるし誰が犯人かも分からない。  しかし、リーズはラストで首につけていたブレスレットを追跡装置をつけていた足首に結び直す行動をするが…これが何を意味するかというとどう考えても無罪の後にそんな行為をしたのだからリーズが彼女を殺したのだろうという事が推測できて、リーズが首から足首に結び直したブレスレットも実はフローラのものでその行為がフローラに対する「贖罪」とも取れる…というかそうでないとリーズのその行為の意味が無くなってしまうのだ。  今作のキャッチコピーにもなっている「16才の心が 友情が 愛が 私たちに理解できますか?」もリーズの大人になりきれてなく裏の顔も持っている複雑な気持ちを表していると自分は勝手ながら解釈した。  なのでハッキリとした「答え」は出てないようにしてはいるが、それが逆に裏目に出てリーズの有罪を決定づけてしまった感じが強いが、そこは観客1人1人が判断してほしいところだ。

閲覧数1,072