レビュー一覧に戻る
いのちの停車場
2021年5月21日公開

いのちの停車場

1192021年5月21日公開

yos********

3.0

拭えない違和感

「命」について考えることを題材にした 壮大なテーマの作品である。 豪華な役者を揃えて、その誰もが見劣りしない 素晴らしい演技であった。 しかしながらレビューでも多々あるように 吉永小百合の年齢設定にとにかく違和感が拭えない。 同い年の田中泯を“父”とするのは違和感でしかない。 二人とも演技が云々ではない。 吉永小百合を70代だとしても 田中泯はどう見ても80代や90代に見えない。 逆に田中泯を70代だとしても 吉永小百合はどう見ても50代には見えない。 これはどう考えてもキャスティングの問題。 また金沢押しの割には全員が標準語という違和感。 もちろん金沢市は都会で皆さん標準語です。 しかしアクセントやイントネーションは関東とは違う。 北陸独特のアクセントや間合いがある。 そこは少しでも意識して欲しかった。 そして安楽死について。 これは意見が分かれるところでしょうが日本では犯罪である。 どんなに辛く苦しくても 家族を犯罪者にしてまで自分が楽になりたい という考えについては同意できない。 親には「警察のお世話にだけなるな」 言われと育てられた年代である。 その親にこれを言われたら 散々「警察に世話になるな」と育てておいて 最期の最期で犯罪者にするのかと怒りが込み上げる。 とはいえ 今後“安楽死”について考えるきっかけにはなると思う。

閲覧数1,366