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いのちの停車場
2021年5月21日公開

いのちの停車場

1192021年5月21日公開

yuk********

1.0

ネタバレ色々と無理

色々突っ込みどころがあり、思わず「うわぁ〜』と引いてしまう場面も多く、後からここのレビュー読んで、皆さん同じ事を思ってたんだなぁと納得。 聴けば原作では、主人公の年齢は60代前半。 かたや吉永小百合は70代後半。 自分の年齢よりはるかに年下の年代を演じるには、見た目だけでも無理がある。 そして、年齢のギャップを埋めるほどの演技力も残念ながら、ない。 本人は自分の見た目年齢は、50~60代位でいけると思い込んでいるのだろうか?(前の映画で、阿部寛を自分の旦那役に指名したとか言うし) 救急救命医にしては緩慢な動きと口調、肉まんを握りしめている手の動き、照明で飛ばしてはいても浮腫んで顎から首のラインの崩れ等、おばあちゃん臭が抜けない。救命救急医として防護ガウンを着た後ろ姿は、医者というよりむしろ割烹着を着た産婆さんに見えてしまった。 それ以外にも他の方々がレビューしている通り、田中泯さんと親子という設定も無理があり過ぎる。 ストーリーも命の在り方を問う内容にしては薄く浅くと言う感じなので、ポイントを絞ってこの映画で訴えたかった事を、もっと深く掘り下げていたら、話はもっと興味深いモノになったのではなかろうか。 そうすれば田中泯の素晴らしい演技力が、さらに際立ったモノになったであろう。吉永小百合と親子には見えなくても、病に侵された彼の演技は、原作通りの80代後半の、病気にリアルに苦しむ患者にしか見えなかった。 ただ、医者のコスプレをした吉永小百合、おせち料理の準備をするのに高そうな着物を着て、台所を立ち回る吉永小百合(今時の日本の一般家庭で、そんな人はいない)、シンシンと雪の降る闇夜に悲しげな表情で立つ吉永小百合等、綺麗なイメージのままの姿しか撮っていないので、映画というよりはサユリストの目を楽しませる為の、吉永小百合のイメージビデオ的な意味では、成功しているのではないだろうか。

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