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10万分の1
2020年11月27日公開

10万分の1

1122020年11月27日公開

lei********

3.0

唐突で極端なシーンが多すぎて情緒不安定?

高校生カップルの彼女さんがALSに罹り、だんだん体が 動かなくなる中で…、というストーリーですが、 付き合い出す前から作品が始まり、徐々に体が 動かなくなり、病名の告知がされ、思い出作り、 そして高校卒業…、と2時間弱で盛りだくさんなことを しているので、全体的に押せ押せで唐突に話が進んでいく、 結果として、現実離れした演出・シーンが多いです。 序盤で告白していきなりプールに落ちたり、同じ彼を 思っていた女生徒からのいやがらせに耐え兼ね、授業中に 喧嘩を始めたり、彼氏が彼女のおじいちゃんと引き合わされて いきなり気に入られたり…。いろいろ唐突なので、 この作品の登場人物は情緒不安定なのか?と思ってしまいます。 ALSについても、本当はもっと深く掘り下げるべきなんだろうけど、 病気の説明と闘病中の方との面会、あとは物語の進行に従って 症状が進行するだけで、何だったら、ALSの発症割合が作品タイトル になっているぐらいなので、制作側のALSに対する認識は 若い男女の恋愛を燃え上がらせる小道具程度にしか思っていない のではないか、とでも取られかねないような扱いであると感じました。 一方、全編で平祐奈さんのビジュアルが作品映えする、要は「かわいらしく 撮られている」ので、その1点で2時間飽きることなく楽しめた、 不謹慎ですが極端な話、平祐奈さんのPVだと思えば非常に良い出来だと 思います。 今までせいぜい、「アモーレの妹」で、JA兵庫のCMで見かける 程度の認識でしたが、この作品をみて平祐奈さんのファンになりました。 いままでもコンスタントに映画やドラマに出演されているようですが、 次回出演される作品はぜひとも見に行きたいと思いました。 あと、「EXILEの男の子と、余命宣告を受けた/難病の女の子が 雪の中で空を見上げる」という共通点から、作品を見ながら昨年2月の 「雪の華」を少し思い出してしまいました。 あの映画も、中条あやみさんを愛でるためだけの作品だったなぁ…。

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