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名も無き世界のエンドロール (2021)

監督
佐藤祐市
  • みたいムービー 184
  • みたログ 865

3.57 / 評価:708件

5つ星にしても良かった

  • mpg******** さん
  • 2021年2月9日 16時22分
  • 閲覧数 1655
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

この映画には無駄が1秒もない!
それを声を大にして言いたい。
ここには繋ぎで、まあこんなシーンを入れておこうとか、
これくらいは上映時間がないと商売が成立しにくいから、このシーンも入れておく、みたいな、
カットしても構わない不要なシーンがない!
この制作姿勢が嬉しい!
映画プロデューサーの皆様、今後ともこういう登場人物の感情があふれ出すような娯楽映画は、佐藤祐市監督に任せ続けてほしい。

[50代男です]
互いに親がおらず、兄弟のように育った二人の少年が成長し、一緒に小さな自動車修理工場で働きはじめ、世界の片隅で普通に暮らしている。
しかしある日、ふらりとスポーツカーの修理にやってきた売れっ子美人モデル・中村アンを見てから、一方の新田真剣佑が、あの女を口説くためには今のままじゃだめだと言い出し、工場をやめ、手段を選ばず金を稼ぐことに執着し始める。
もう一人の岩田剛典も裏社会に入り込み、手段を選ばず真剣佑をサポートし、そのおかげもあって真剣佑は表社会でのし上がっていく。
すべてはプロポーズ大作戦のため……。

クライマックスに至るまでは、サスペンスはない。
普通、サスペンス映画でサスペンスがない普通のシーンが続くと、当然というか、少なくとも僕は退屈で仕方なくなってしまうのだが、本作は、ぜんぜん退屈など感じなかった。
主人公たちのドラマが面白いのだ。
完全にリアルな物語というわけではなく、少し突飛な展開もあるが、この物語世界では破綻していないので、違和感なく自然に受け入れられる。
演出が、全力で、登場人物たちの感情を実感させようとしてくるものなうえ、役者たちも感情を込めた好演をするので、本当に見入ってしまった。
そのうえ、ムダなシーンがまったくないので、大満足できた。

出演者はみんなピッタリだった。
「ミスミソウ」以来だった山田杏奈も良かった。

登場人物たちに感情移入をしないタイプの人には、純粋に物語のはこびだけで判断されてしまい、物足りない映画だと片付けられてしまうだろうが、感情移入をしてしまう者には、大満足できる出来だ。
この主人公たちのことは忘れられない。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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