2021年4月3日公開

ブータン 山の教室

LUNANA: A YAK IN THE CLASSROOM

1102021年4月3日公開
ブータン 山の教室
4.5

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(41件)


  • tos********

    4.0

    小っさい自分

    幸せの国ブータン。人口10万人の首都ティンプーで暮らすウゲンは、オーストラリアで歌手になるのが夢。教師の義務があと1年あるため、ルナナ村に転任を命じられる。そこは車で1日の後、徒歩で7日かかるブータン一、いや世界一の僻地だった。  海外に夢を求める若者が、幸せの国の世界一の僻地でいかに幸せを見出せるか、と観賞。予想通りの落ち着いた展開でしたが、良かったです。とくにきらきら眼の女の子が印象的。ルナナ村は人口56人、4800mの高地でヤクと冬虫夏草が産業。映画の影響で訪れる人が増え、ることはないか。徒歩で7日、そのうち6日はテントで途中5000mの頂を越えるんだから。スケールの小っさい自分の田舎根性が恥ずかしい。

  • dkf********

    5.0

    デトックス効果、ヒーリング効果抜群のピュアな秀作

    いやはや素晴らしい。ハリウッドに毒された映画脳にはとびきりの解毒作用がある癒し系の秀作だ。大きなストーリー展開がなく、ただ僻地の学校に赴任した教師と子供たちの交流を描くだけの話が何故これほど感動できるのか。とにかく画面から溢れ出る癒し感が半端なく、あまりの心地よさにこれならあと何時間でも観ていられただろう。 なにより印象的なのが子供たちのキラキラした表情。皆んなルナナ村に住む本物の子供たちだそうだが、「まったく演技してない演技」が素晴らしい。そんな村の子供たちの愛唱歌は「ヤクに捧げる歌」というから、もう泣けてくる・・・地球上にはまだこんなピュアな心を持った子どもたちも居るのだ。特にクラス委員役のペム・ザムちゃんの天才子役級の可愛さには大いに癒された。 変なロマンスや子供を使った泣かせ演出が皆無なところも好印象。何も足さず、何も引かず、たいしたことが何も起こらないから良いのだ。 このひたすらピュアな味わいは監督とスタッフほぼ全員がブータン人という点が大きいだろう。 この類の癒し系作品には言葉でレビューすること自体が不要。観て感じて癒されて、あとは何もいらない。こんな美しい作品を世に出してくれたことに感謝したい。

  • takamath

    4.0

    Now my heart is full

    観たのがGWぐらいなので全容はクリアに覚えていないが、ブータンの皆さんの純朴な心や振る舞いに、すっかり心が洗われる気持ちになる。 主人公の先生の心情の変化を自分に照らせ合わせたり、感情移入しながら観ると、よりハートウォーミングな気分になると思う。 人って良いな、人のつながりや、人のために生きるってことが、人の幸せを構成する重要な要素、ってことを再認識することができた。 評価が高く、評判が評判を呼んで各館で上映されており、今回も満員御礼で入れない人さえいた。 20220429 キネカ大森

  • xwh********

    5.0

    ネタバレしあわせとは

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • ggg217

    5.0

    car ? caw

    土地の人達は、自然と共存し、自然を動物を尊敬して、精霊を信じてます。 それがここでは当たり前です。 テクノロジーは便利で素晴らしいけど… それよりも、大事な事がこの暮らしにありました。

  • aya********

    5.0

    秘境と大都会、自分なら?

    都会と田舎、自然環境と家庭環境、選択する人と選択の余地のない人。わりと複雑な問題も入っているのに押しつけがましくなくて、最後まで楽しく観られました。しかし、ペムザムちゃんがいたからこの映画を撮ろうと思ったんじゃないだろうか、と思うくらいの存在感。

  • ta7********

    5.0

    確実に心洗われます

    映画館では見落としで、本年度アカデミー賞での国際長編映画賞にノミネートされたので慌てて配信で鑑賞致しました。  これは凄い、今風に言えば「やばい!」 今更に真正面から心洗われる体験なんて得られるの? が、本当に一本の映画から得られるのですね。標高4800mなんて富士山頂よりさらに1000m高いなんて、電気もガスもガソリンもなく、無論テレビもインターネットもなく、トイレットペーパーどころか書く紙すらない、隙間風だらけでヤクの糞を乾燥させ燃料とする。広島に原爆が落ちようと、大津波がこようと、ウィグルがジェノサイドにされようと、ウクライナが戦場になろうと、ここは何にも変わりゃしない。こんなところに住めますか? それでも温暖化は押し寄せているのですがね。  そのかわりに美しい絶景がある、なんて偽善は言いたくない。景色としてはそりゃ都会のゴミゴミと比べれば圧巻ですが、ルナナの人々には自分を包み込む自然そのもので美しいなんて比較のしようがない。そもそも春・夏・秋が描かれるが、全てが真っ青な空に流れる真っ白な雲、太陽の恵みが画面の隅々まで生の躍動を伝えるばかり。冷え込む夜や、嵐の日、病人も出れば怪我人だってあるでしょうに一切描かない。それどころか狭いコミュニティゆえタブーやら憎悪やら嫉妬だってあって当然。仮にこのまま授業が進み、個人の権利への言及に及んだ時にはきっと先生に対し「とんでもねぇ事を子供に吹き込みやがって・・・」と言われかねない。先生を帰した後の冬の暮らしが如何ほどに過酷かも描こうとしない。ウゲンはあの歌の娘と結ばれればいいのに・・・なんてつい思ってしまうが、勝手もいいところ。国の施策で幸福を追求と、殆ど嫌味のようにTシャツにまで記して表現しているわけで、これでもかの劣悪環境のオンパレードが描写の肝なんですから。  だがしかし、ここで描かれるのはただただ純真のみ。先生の不平不満を聞いても一切反論しない村人達。車も見たことがないのだから歩くのは当然で。村長以下「先生」と崇められ煽てられる根拠は「先生は未来に繋がる」にあるから。ヤングケアラーなんて言葉があるが、ルナナの子供たちだって大切な働き手なのも確かだが、それ以上に未来に繋がる事を大人たちが信じているから。  だから本作は一種のユートピアを描き、人間の持つ純な心のみを描きたかった。あの学級委員の女の子の別れの涙声に接し、心洗われない人なんていないでしょ。シドニーのハブで誰も歌を聞こうとしてない現実に直面し、ウゲンは来春に再びルナナに行くのだろうか? どっちにせよ人間の原点に一時でも立ち返った糧は大きく活きるはずだから。

  • ken********

    5.0

    新鮮で感動

    若手教師がブータンの僻地の教師に赴く。 山村からさらに6日歩くまじに僻地だった。 電気もない土地、都会人には住むのも厳しいなー。 ここで暮らしていく人たちの息吹を感じて、新鮮で感動でした。 ここにも住む人たちはいて、勉強したい子供もいるのよねー。

  • shi********

    5.0

    何がどうでない絶品

    俗心で予想する展開への広がりが淡々と裏切られ続け、ただ静かに震えを重ねてくれる素敵な作品でした。 善悪なく物心対比や温暖化.教育等あるべき道云々の強調もなく、無言の小ピースが観る者それぞれの思いと経験に委ねて温かく問いかける。 高校時代のかもめのジョナサン以来のただただ包まれる余韻。 原題 a yak 〜の意を細く長く楽しみたいと思わせて頂き感謝でした。 @ほぼ満杯に驚いた40年振りの名画座

  • mon********

    5.0

    心が洗われる気分

    心が洗われるような気持ちになりました 飾らない素朴な人間関係 景色も素晴らしい 今年観た映画No. 1

  • npp********

    4.0

    大自然で育つ純粋な心

    もう教師を辞める気でいた主人公はブータンの僻地にあるルナナ村への赴任を告げられる。 そこは人口わずか56人の小さな村であった。 目的地まで8日間も歩かなければいけない過酷な道のりに弱音を吐く。 都会とのあまりの違いにすぐさま帰りたくなった主人公だが・・・ スマホが手放せない現代人の主人公が都会を離れてルナナ村での暮らしを続けるうちに今まで気づかなかった人の温かみを知る。 色々なことを学びたい子供たちの純真な笑顔は現代ではあまりお目にかかることはないかもしれない。 特にクラス委員長のペム・ザムの愛らしさには誰もが癒されることだろう。 実際にルナナ村で生活をしている人たちが出演しているので半分ドキュメンタリーのようでもある。 見渡す限りの大自然とはまさにこのことで映像美は言うまでもないほどに圧倒される! 魅力もあるが不便な場所で暮らすというのは相当な覚悟が必要だろうなとも思う。 慌ただしい現代から少し離れて落ち着いた時間を味わえる作品。

  • ham********

    4.0

    ピュアな心に触れて

    いい作品です。 心の綺麗な純朴な人々との触れあいに涙が自然と溢れてしまいました。 感動できる自分もまだ捨てたものではありません。 ただあのような人々を悲しませてしまうのが自分にはやりきれなかったので星4つにします。 自分が主人公なら3年は通ってあげたと思います。

  • hbm********

    5.0

    素晴らしい!

    ただただ、 たくさんの人々に、この映画を見て欲しい。 どう、感じるか・・・・・、 幸せのものさしは、あなたにとって・・・・? 心の純度は俗されてしまったのか・・・・・ 「ブータン 山の教室」、 本当に素晴らしい作品である。 不思議に全編、大きなドラマもなく、淡々とドキュメントのように・・・ でも、 何故か涙が流れる・・・。 ラストも未来に向けての予感を感じさせる 押し付けがましいくもない、この余韻。 また、エンドロールに流れる子供たちの歌、 そこへ、やさしに満ち溢れる音楽、 一層、感動に胸が打たれる。 私にとって、本年度、No.1の映画である!

  • yos********

    5.0

    私たちはどこへたどり着くのか

    とても美しい作品であった。 ルナナ村の景色はもちろんのこと 村人の心の美しさも我々にはもう持ち合わせない ものであった。 私たちは“便利”と引き換えに色々なものを失っている。 一人一台もつ携帯からは様々な情報から知識を得られ 小さな画面から世界中の人と繋がることさえしている。 そして僻地で暮らす人々たち、貧しい国の人々を どこか上から目線で見ている。 本作を観ていると 私はどこへたどり着きたいと思っているだろうか と考えさせられる。 便利じゃない生活を自然とし、物が少ないから大切にし 正しく人を敬い、正しく自然と共存する。 たとえ世界中と繋がろうとも、たった5インチの世界。 ルナナ村には広大な景色が広がり、村人の歌に癒され 山の色づきや鳥の鳴き声で季節を知る。 人間本来の姿がここにはある。 この先生は夢を追うために海外へと旅立ったが きっとまた戻ってくると思った。 でもそれは決して海外での挫折ではなく 必要とされる人々の元へと戻る成功だと思う。

  • ami********

    5.0

    最後はちょっと意外

    幸せは目の前にあると言いたかったのかなあと感じた。最後はちょっと意外だったけど、その先彼はどうしただろうか

  • vvb********

    4.0

    4800mの高地で

    あまり、人物を掘り下げないところが、逆にドキュメンタリーぽくて良かったです。 分かりやすいストーリーだから、説明なくても十分に気持ちは伝わってきます。 冬になると道も無くなってしまい、市街地から何日も歩いて辿り着く4800mの高地の生活を観てるだけで十分に観る価値がありました。 世界には色んな生活が営まれてるんだな。 ちょっと感動的でした。

  • wcibn?

    4.0

    素晴らしい景色と素朴で純粋な人々と

    美しい景色のもと、素朴で純粋な村人達に心が洗われるよう。特に生徒達のキラキラした瞳が印象的でした。

  • 落ち込んだ時は映画

    5.0

    少女の瞳の輝きは、清流に心を洗われるよう

    ブータンの首都ティンプーで、今どきの若者として暮らす青年が、いやいや赴任した標高4800メートル(富士山の標高が3776メートル)の村で、そこに暮らす人々と交流する中で、徐々に変わっていくという話。 とにかく風景が美しく、ずっと見ていたいと思う程な上に、出てくる村人が大人も子どももまっすぐな人柄の人たちで、心優しい。そしてとてもシンプルに暮らしている。彼らの大切なものを見失わず、地に足のついた日常に、陳腐な言い方だけれど、豊かさとは物質的なものではないと、観ている誰もが気づかされるだろう。 普段、生きづらさをかかえる若者を支援する仕事をしている私には、「人は、求められることによって意欲が湧いてくるし、自分を生かせる場所があれば、生き生きとしてくる」というヒントももらったように思う。 初めて聴いた民族音楽は、終盤には私の心にも響くものになっていた。余韻を残したラスト。青年は、あのあとどうしたのかな。続きを観たいなと思った。

  • hito-bosi

    5.0

    現段階レビューの星3以下は存在しません!

    おじさんの映画日記 ブータン 山の教室 レビューを読んでいるような方はすぐこの傑作物語を映画館で体験すべきです、4月3日初日の作品、終映間近?? 主役はミュージシャン志望で教員の仕事のやる気を失ってる都会育ちの青年ウゲンが超僻地の山の村の学校への移動を命じられる。 村では村長を始め村人の全員(50〜60人ぐらいだっけ?)がお迎えに来ていて、歓迎を受けます。 電気もトイレットペーパーも無い村での生活、先生の仕事をすぐ投げ出そうと思っていたウゲンですが、村人との交流、子供達との授業を重ねてゆくうちに自分の生き方、人生に目覚めてゆく、、 本当にシンプルで真っ正直で素直だけと奥深い物語におじさんの心は映画に持っていかれました、自分はこの映画を観終り、この作品へというより、いつの間にか映画という存在に感謝してました!こんな気持ち初めてかも、、おじさんは映画に対してお役に立てることはないのか?ボンヤリと考えていました。。 、、以下ネタバレです、ご注意下さい、、、、 舞台である大自然の美しさは本当に絵葉書や観光写真レベルで観てて癒されますし、感動しちゃいます。(冬になると本当大変なのでしょうね) 物語のなかで歌う事、歌が重要なポイントになってます、歌によって生まれるコミュニケーション、楽しさ、励まし、感謝、自然への畏敬の念が伝わってきました。 世界一可愛い(笑)賢い学級委員の少女ペム・ザムと村一番の歌歌いヒロインのセジュの魅力が出色の出来で物語に彩りを加えてます。  そしてこの作品の凄いところはその他脇役の村人達が平凡だけど味があり人の優しさや暖かさが伝わってくるとこです。(村長なんてスピンオフ映画が作れそうです。) 映画の公式ホームページの2人の出演者紹介のコピペです、、読んで、感心したり、思い出し泣きしそうになったりしました。ファンの方は必読です!  (※)はおじさんのコメントです。 役名:演者 ミチェン: ウゲン・ノルブ・へンドゥップ 音楽と演じることが好きな失業中の土木技術士。この作品で俳優として、映画デビューを果たす。もともとはウゲン役のオーディションに参加していたが、監督が彼の演技を気に入り、特別にミチェンの役をつくった。 (※村までの大変な道中でウゲンを支えたり、村長のもてなしの食事(たぶん大切なヤクのお肉料理?)に感動感謝したり、奥さんとの馴れ初めが歌だったなんて話してくれたナイスガイのキャラです、本名が主役と同じウゲンってややこしい役者さんです。監督が彼を気に入り役を作ったというエピソードが素晴らしいです。) ペム・ザム: ペム・ザム  実際にルナナで暮らす9歳の少女(撮影当時)。演じた役同様、家庭は崩壊しており、現在は祖母と暮らしている。人生で一度もルナナを出たことがないため、電気やインターネットに触れるのは彼女にとって初めての経験だった。いつの日かルナナの山々を越え、車に乗るのを夢見ている。 (※彼女はまるで天使です、ウゲンを先生の道に導いてくれました!ペムザムて本名なのね!!家庭崩壊が泣ける、、) 嬉しい事に2021年は超傑作や快作、問題作が続きますね、コロナで公開時期がズレてしまったせいでしょうか?? シン・エヴァンゲリオン劇場版:||、JUNK HEAD 、14歳の栞、SNS-少女たちの10日間、映画大好きポンポさん、アメリカンユートピア、愛を語るときイケダが語ること、17歳の瞳に映る世界編、サイダーのように言葉が湧き上がる、プロミシング・ヤング・ウーマンそして極め付けが、ブータン山の教室、です。こんな豊作な年は生まれて初めてかも!?

  • 稲葉竜志

    5.0

    最強の強みは演じていないこと

    ブータンのおおらかな自然を背景に、なんだか、人間の原点みたいなものを感じさせてくれる傑作。 余計なものはなにもなく、それが心を打ちまくる。 ここの教室のクラスメイトは、誰1人演じていない。 そしてそれに勝るものはないとふかーく実感する傑作です。

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