あらすじ・解説
官能小説の口述代筆を通して出会ったポルノ作家の木島理生(竹財輝之助)と大学生の久住春彦(猪塚健太)は、理生が故郷へ帰ったことから遠距離恋愛になっていた。さらに、春彦の就職によって、二人はすれ違いがちになる。ある日、腕を負傷した理生は、地元の青年・静雄に口述代筆を依頼。彼らが作業をしているところへ、春彦が訪ねてくる。
シネマトゥデイ(外部リンク)
予告編・動画
作品レビュー(19件)
- wat********
4.0点
どきどきしながら拝見しました。 竹財さんのフェロモンが全開、存在感が凄いです。 関係に疑問を感じたり悩んだりして彷徨うさまが切なかったです。
- ひーろーかむおん
2.0点
…コロナ禍以来、劇場へ足を運ぶのが億劫になり、専らWOWOWで映画を愉しんでいる古希過ぎのジジイだ。 未だ会社勤めをしているが、仕事の合間を縫って書いているので、ザックリと記す。 あらすじは、横着をして、WOWOWの解説の次のとおり。 『官能小説家・木島理生と恋人の青年・久住春彦。 木島が地方の実家に戻ってから2年半、2人は手紙を通じて遠距離恋愛を続けていたが、あるとき木島は、彼に会いに来た久住と些細なことからけんかし、気まずくなっていた。 そんな中、木島は男女の痴話げんかを止めようとして利き腕を負傷してしまう。 けんかの当事者である女性・春子と知り合った彼は、久住との出会いを思い出すように、春子の息子・静雄に口述筆記を頼むのだが……。』 なんの予備知識もなく観始めたら、昨今の流行りなのか?BLものだった。 木島理生と久住春彦の付かず離れずの拗らせ具合が百合っぽく思えたので、解説を見てみると、原作は少女コミックで配信ドラマにもなったらしい。 で、ストーリーの続きに進むと、理生はひょんなことでスナックのママのところに厄介になり、その息子・静雄に口述筆記を頼むことになるのだが、この静雄がオイラも惚れてしまうほどに奇麗な子だったので、いずれは三角関係に発展するのだなと観続けていたら、静雄がどう絡むわけでもないのは拍子抜けだったかな。 後は、理生と春彦の激しい舌の絡み合いにドギマギしつつも、2人の雪解けが叶うことを願うだけだ。 ストーリー云々よりも、スナックのママ役の松本若菜とその息子役の奥野壮の美しさは格別だったな。 この種の話は、どうしてもグザヴィエ・ドランの作品群には敵わない思っているので、観て損まではしない程度の2.4点といったところかな。 (メモ パスワードを忘れてトラブってしまったので、新たに開設した。 旧(fg9)レビュー数:4100件、新レビュー数146件目)
- まあくん
2.0点
コミック原作だから仕方ないのかもしれないけど、生身の人間が演じているのだから、もっと生々しさや人間くささが欲しかった。BL好きな女性向けの作品の域を越えなかったのが!残念。
- iris
1.0点
多くのクリエイターが、「作品を作り始めると、そのキャラクターに命が吹き込まれ、自分で観察して記録するしかない 」と口にしています。 木島はマンガのキャラクターとして、ポとイの制作過程では、監督や俳優が肖像デザイン、心理デザイン、表情デザイン、仕草デザイン、言語デザインなどを通じて二次創作を行い、もともと薄かった人物像を継続的に肉付けしており、木島理生というキャラクターは、自分の整合性、本当に欲しいものを持っている。「欲求はすべての人間の行動の原動力となるもの」と、 哲学者ホルバッハはそう言っていました。同時に、二次創作の過程では、マズローの人間としての5つの欲求の中、最も高い欲求である「自己実現の欲求」が与えられます。 彼は、『月と六ペンス』のストリックランドのように、人生の価値を追求して無一文になっても、魂が輝いていて、この時点で全員が彼を尊敬するようになるという、本当の意味で自己を実現しました。 プレバックで、木島理生は純文学理想を忘れて、神から離れさせるの敬虔な信徒のようです。キャラクターの整合性を完全に崩れました。この時点で木島理生は既に死んでいました。プでは、木島が足を折られて、背骨を奪われて、「幸せ」という偽善の隠語を使って、ぐったりした体を生け贄の台に乗せました。
- meg********
5.0点
とにかく良かった! ハルリオの二人の感情が丁寧に描かれていて、切なくて綺麗で感動しました。 続・春的生活も見て大満足。 劇中の音楽、鬼束ちひろの歌も素敵。 猪塚健太は目と声が魅力的ですね。この作品でファンになりました。
スタッフ・キャスト
人名を選択するとYahoo!検索に移動します。