2020年12月4日公開

Mank/マンク

MANK

1322020年12月4日公開
Mank/マンク
3.5

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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

社会を鋭く風刺するのが持ち味の脚本家・マンク(ゲイリー・オールドマン)は、アルコール依存症に苦しみながらも新たな脚本と格闘していた。それはオーソン・ウェルズが監督と主演などを務める新作映画『市民ケーン』の脚本だった。しかし彼の筆は思うように進まず、マンクは苦悩する。

シネマトゥデイ(外部リンク)

作品レビュー(32件)

知的24.0%切ない13.3%かっこいい10.7%ゴージャス9.3%勇敢6.7%

  • shoko

    4.0

    「市民ケーン」をみるだけでは情報不足

    数日前にネットフリックスで鑑賞。 「市民ケーン」の脚本家の話だと聞いて、まず「市民ケーン」をみてからのぞんだのですが、その程度の予習では全然足りませんでした。 「市民ケーン」製作時の話で、オーソン・ウェルズもでてくるし、見なかったらもっとわからなかったのは確かですが(笑) 映画好きで古い映画もわりと知っている方なのですが、当時の映画業界や政治事情などもっとつっこんだ知識がないとついていけません。 さすがにルイス・B・メイヤーはわかりますが、セルズニックとかタルバーグとか1934年のカリフォルニア州知事選とか、知らないし。 あ、でも当時のフェイクニュースとかは面白かったな。本当にこんなことがあった? 話がわかりにくい理由は時間が何度も過去に戻るからで、まったく親切じゃないし、特に効果的でもなかったです。 「市民ケーン」のフラッシュバックスタイルを踏襲しているのはわかるのですが、「市民ケーン」よりこちらの方がよっぽどわかりにくいよ。 白黒撮影や光や影やアングル、そして音もまるで「市民ケーン」のようで、この映画がアカデミーの撮影賞を受賞したのは納得だけど、脚本や編集、演出はとにかくついていける人だけどうぞ的な不親切さ。 でも俳優さんはよかったですよ。 ゲーリー・オールドマンもアマンダ・セイフリッドも。 新聞王ハースト役は、「ゲームオブスローンズ」のタイウィン・ラニスターだし。 俳優さんの良さで忍耐して最後までみていたかんじ。 オーソン・ウェルズ役の人は、実物の方がよっぽどいい男と思ったけれど。 でもゲーリーさんはその当時のマンキウィッツさんよりずっと年上だから、それもわかりにくさに加担した面もあったかも。 英語でみたのですが、英語字幕をオンにしていたから、言葉の意味がわからなかったわけではないのですが。 アカデミー作品賞にノミネートされていたので、ちょっと期待が高すぎたのかもしれません。 一番の収穫はおかげで「市民ケーン」をみて、その面白さがよくわかったところでしょうか。 それでもみる人がみたら意味のある作品なのだろうな、と思うからおまけで四つ星。

  • med********

    4.0

    映画通には、たまらないかも?

    通好みの作品かも知れない。 モノクロ、モノラルの凝った映像と音響。 1930〜40年代のハリウッド全盛期を背景に、映画人が次々と、実名で登場する。 映画史上最高傑作といわれる『市民ケーン』を、入れ子構造にして、映画史的に展開する。 目まぐるしく交差する時制。 登場人物が多く、相関関係は錯綜する。 ただし、男女関係はあっさりしている。 動きが少なく、室内劇の様相を呈す。 加えてアメリカの政治史が絡む。 とても1度観ただけでは理解できない。 2度観たが、まだまだ。 しかし、3度観たいとは思わない。 だって前述のように、通向きだから疲れるよ〜。 『市民ケーン』の脚本家、通称マンクの人生を切り取り、同作の誕生秘話を描いている。 アル中のマンクは、いいところなしのようだが、反骨精神があり、スポンサー兼人物モデルの新聞王ハーストに媚びない。 彼はフェイクニュースを流して選挙に勝つ、ハーストの手法にうんざりしていた。 やっぱり、あの時代から、トランプ手法が流布していたんだね。 マンクの会話はウイットに富み、大変楽しい。 相反する思想の主も、彼のおしゃべりに聴き入っていた。 『ゴーンガール』の監督だけに、女性の描き方がいい。 彼を取り巻く4人の女性(妻、秘書、家政婦、友人)は、それぞれが自分というものを確立している。 流されないで生きている。 とりわけ印象的なのは、ハーストの愛人=マンクの友人、マリオンだ。ハーストの最期の言葉「バラのつぼみ」のヒロインといわれている。 見かけと異なり、政治的信条もマンクに近く、ハーストの前でも遠慮無しだ。 格差社会や不正選挙は現代にも通じる問題である。 フィンチャーが、亡父の遺稿をもとに本作を世に出した所以である。 アカデミー賞では、10部門にノミネートされたが、美術賞と撮影賞の2部門を受賞した。

  • mai********

    3.0

    傍若無人な天才

    どんなに酒に溺れても どんなに醜態をさらしても 諍いの大小を抱えてても 物語を生み出す才能だけは鋭敏なまま 半分は壊れてるような人であっても ギリギリ許容されてた時代だったのかな… あまり良い印象を持たれてる方ではなかったかもしれないですけど それでもその才能を批判されることはなかったのでしょう。 でもその才能も枯渇を恐れて酒に溺れていたのかもしれない。 夢うつつの世界に没入していれば、物語を描き出す事ができたから。 仕事や立場がいかに重圧のかかるものであったかを考えるに 『ああいう人だから…』 そんな風に思わせる事も一つ重圧からの開放策だったのかもしれません。 モノクロームの映像に 込められたのはハリウッドの歴史の1ページ。 傑物が黎明期を支えていたんだなと感じさせます。 その1ページが積み重なって 今があるという事がわかります。 2021年5月1日イオンシネマ太田で鑑賞

  • syo********

    3.0

    ゲイリー・オールドマンの演技力

    全編モノクロ&モノラルで、古い感じのオープニングタイトルやキャストのクレジット、フィルムチェンジのマーク、全て1930年代につくったかのような仕上がり。 そこに登場する、これまた昔(今もか)のハリウッドにいそうな面々。 かの有名な『市民ケーン』脚本執筆の舞台裏が描かれていて興味深かったです。 実はまだ『市民ケーン』は観ていないので、近いうちに観なければ! やはり特筆すべきはゲイリー・オールドマンの演技力。マンクのユーモラスで魅力的な面も、意地悪な部分も、悲しい側面も演じ切っていてさすがの存在感でした。

  • yut********

    1.0

    誰が誰の名前なのか

    洋画に多いと思う、登場人物の名前がカタカナでいっぱい出てきて、わからなくなる。同じ人をまた違う呼び名で言ったり、 そうなるとおもしろくない映画になる

スタッフ・キャスト

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受賞歴

LA批評家協会賞第46回

美術賞

アカデミー賞第93回

撮影賞美術賞

基本情報


タイトル
Mank/マンク

原題
MANK

上映時間

製作国
アメリカ

製作年度

公開日

ジャンル