ここから本文です

ザ・ライフルマン (2019)

DVESELU PUTENIS/THE RIFLEMAN

監督
ジンタルス・ドライベルグス
  • みたいムービー 18
  • みたログ 26

3.82 / 評価:17件

大国に挟まれた小国の悲哀

  • lui******** さん
  • 2021年9月13日 14時59分
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

…自粛生活中にWOWOWで映画三昧の日々を過ごし、レビューが一杯溜まってしまったので、ザックリと一口寸評にする。
 内容は、WOWOWの解説の次のとおり。
 『1913年ラトビア。
 16歳の少年アルトゥルスは、同国に侵攻してきたドイツ軍によって母を殺された。
 母を守れなかった後悔と敵への復讐心を胸に秘め、彼は父や兄とともに軍に入隊する。
 やがて第1次世界大戦が勃発、ライフル部隊に配属されたアルトゥルスは戦場へと向かう。
 だが圧倒的な兵力で襲い掛かるドイツ軍を前に、ラトビアとラトビア兵を自国の盾にしようとするロシアの思惑から、戦線は地上の地獄と化していく。』
 ラトビアで歴代興行収入第1位を記録した作品で、実際にこの戦いに参加し、後にソ連支配下のラトビアで処刑されたアレクサンドルス・グリンスの回想録を原作としているらしい。
 眼の前の敵はドイツだが、彼等を盾にするロシアからも尻を突っつかれる小国の残酷な運命が哀れだ。
 そんな過酷な状況の中、母親と愛犬をドイツ兵に殺された16歳の少年が主人公で、狙撃兵として名高い父親の部隊に身を投じて、苦悩・葛藤しながらも一人前の戦士にならんとする成長譚だ。
 戦闘場面も泥臭くてリアルだ。
 同胞の処刑を命じられて拒み、脱走を余儀なくされる息詰まるシーンもあり、ソ連下では原作が禁書になったのも頷ける。
 なお、ラストで、第一次大戦中にラトビアの人口は戦火で半減したというアナウンスに愕然とした。
 あらゆるものを根こそぎ奪い去る戦争に、改めて慄然・悄然とさせられる、非常に見応えありの3.6点といったところかな。

 (メモ パスワードを忘れてトラブってしまったので、新たに開設した。
 旧(fg9)レビュー数:4100件、新レビュー数7件目)

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 勇敢
  • 絶望的
  • 切ない
  • かっこいい
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ