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愛のまなざしを

1022021年11月12日公開
愛のまなざしを
3.3

/ 34

18%
26%
35%
12%
9%
作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(8件)


  • mai********

    2.0

    全てを捨てられる出会いだったのか?

    2人ともなぜここまで惹かれていくのか理解してなかったのかもしれない。 自分にないものを求めた? ただ愛されたかったのかもしれない。 それが全てを壊していくほどの愛になるのが良かったのかはわからない。 どうしてこのように堕ちていくのかがわからない。 精神科医である男の方は努めて冷静に、女の方の心や感情の有り様を見つめて もう少し治療の方向へ仕向けても良かったように思う。 もちろんそれは治療という形を整えない格好で。 偏執的に過ぎる愛をお互いが求めていたのなら仕方がないけれど 誰かを愛することに引け目を感じていたような男の方が 愛に溺れていくのが正直おかしいように思える。 どちらかというと人と深く付き合う事が苦手な感じ。 家族とすら距離を置く様な男が ただ治療に訪れていた女とこんな風に溺れるのだろうか? それが愛だというならそれまでだが 彼の場合、そこに踏み込む前にとても深くて幅のある一線が引かれているように思ったので、それがこの展開に至っていくのが違和感がある。 彼がストーカー的に付きまとわれるのならわかるけれど… ちょっと入口に違和感のある作品でした。 2022年1月15日シネマテークたかさきで鑑賞

  • nn1********

    3.0

    一口寸評

    小池栄子主演『接吻』(08)が忘れられない監督の、4年ぶりの新作。 奥さんの万田珠実との共同脚本は、いつも屈折した愛がテーマになる。 精神科医の貴司(仲村トオル)は、6年前に亡くした妻を忘れられず、精神が不安定になっていた。 そんな折り、言葉巧みに近づいてきた患者の綾子(杉野希妃)に心惹かれていく。 だが、亡き妻の弟(斎藤工)が、綾子の本性を暴きたて…。 芝居にしてもいいような対話の多い心理劇。 独占欲の強い綾子の激しい愛憎が、生活感の薄い無機質的な背景のなかで描かれる。 監督の製作意図はわからなくもないが、精神科のカウンセラーである貴司が、嘘つきのメンヘラ女に騙されていく展開がどこか不自然。 万田監督独特の、乾いたセリフ回しに徹した演出術も今作ではハズれた感じ。 好みが分かれる作品だろう。 評価は3.5★。

  • ken********

    3.0

    どう接すればいいのでしょうね

    亡くなった妻に囚われる精神科医と患者。 自分だけを注目したがる女性に対して、どのように接するのがいいのか難しいですね。 お互い必要としたところはあるけど、いい関係じゃないよなー。 あと、映画にたいして感じるのは、浅い話のように感じてしまった。極端すぎる。もっと奥深い感情がありそうなので。

  • rxg********

    3.0

    ミューズ杉野希妃

    プロデューサーにしてヒロインを演じる彼女を鑑賞する意気込みでいざ!なわけだったんですが、宝塚を目指したその綺麗さは申し分ないんだけど、喋らせると演技はもうほんの少し足りない気がする。。。あんまりセリフが多くない無口な役の方が光るのでは、、、主演の仲村トオルがそもそも元々抑揚のない話し方の人なので、サイキックな話なのにストーリーは淡々と過ぎていく感覚がなんだか妙。綾子との交際を決意するのが唐突だし、エキセントリックなヒロインの過去の暴き方もなんだかあっさりし過ぎのような。綾子によってもっと家族全体がめちゃめちゃにされるぐらい振り回された方が面白かったはずで、やや消化不良というか、物足りないというか。斎藤工がなんだかとても演技巧者に見えてしまう作品でした。息子のガールフレンドとのエピソードが思わせぶりなのに結局何だったのかよくわからないのもフラストレーションがたまった、、、 とはいえ、杉野希妃さんの頭部の造形の美しさは格別なので、眼福の100分ではありました!

  • won********

    4.0

    ネタバレミスキャストが惜しい

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • lis********

    5.0

    キーポイントは、”まなざし”以上に”手”

    精神科医の貴志とヒロインの綾子が結婚まで考えるまでがスピーディすぎるようにも感じたけれど、監督が描きたいのはその後の二人の関係性の変化なのではないかと思う。 綾子が、貴志を好きなあまり嫉妬から嘘をつくところは、杉野希妃さんの演技で、綾子の必死さも伝わってきて、共感はできなかったけれど、十分心情を理解することができた。 タイトルはピンときていなかったけれど、監督のインタビューで”撮影中は「まなざし」はほとんど意識していないんです。でも貴志の背中にすうっと薫(中村ゆり)の手が入ってくる場面とか、考えてみればそうやって手を置く前に薫は貴志の背中をじっと見てたはずですよね。貴志は薫にずっと見られてる、そして貴志も薫をずっと見続けている。”と読んで、納得。

  • ********

    5.0

    死者との対話

    2020年。万田邦敏監督。死んだ妻を忘れられずに苦しんでいる精神科医の男は夜な夜な死んだ妻と話している。ある日、不安を抱える患者として現れた女に迫られて一度は拒むものの、苦しみから逃れるために女の意を受け入れるが、女は不安から嘘をつき続け、男は妻の死に苦しみ続け、、、という話。 まともに向き合って対話することがない二人は最初からすれ違っていて、すれ違いの幅はどんどん広くなっていく。死んだ妻との会話も自己内対話だったり、背後からの呼びかけだったりして、カメラが一方通行であるように、人物たちは一方通行ですれ違っていく。死者と対話する映画だが、実はこの映画には対話自体がない。対話ではないコミュニケーションは、生きている者との間では軋轢を生むが、死んだ者との間では軋轢を生まない。憑りつくとか、妄想している、とかいう状態が、実は軋轢のないコミュニケーションの形なのかもしれない。 二人のすれ違いを傍で見ている斉藤工の表情がすばらしい。

  • Idz

    4.0

    ある覚悟が必要だ

    区別を失い愛の深い闇に堕ちていく男と女。 絶叫アトラクションだ。 仲村トオルさんは既に乗り込んでいる。 観るものも覚悟を決め、これに付き合う気があれば、作品もかなり面白くなる。 常に自分に近づく害に恐れながら生きてるのなら、オススメ出来るものではない。 つまり、脚本も演技もレベルが高いのだ。 少し痛いが興味があるというのなら、きっと楽しめる大人の作品です。

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