ここから本文です

上映中

わたしの叔父さん (2019)

ONKEL/UNCLE

監督
フラレ・ピーダセン
  • みたいムービー 67
  • みたログ 51

3.73 / 評価:41件

きわめて保守的な家族映画、あるいは。

  • 文字読み さん
  • 2021年2月5日 18時25分
  • 閲覧数 626
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

2019年。フラレ・ピーダセン監督。デンマークの片田舎で叔父と二人で農場を切り盛りする女性。若くして両親を失って叔父に引き取られて生きてきた彼女だが、叔父が体を壊すなか、かつて志していた獣医への想いが再燃したり、聖歌隊に参加する若い男と近づいたりして周囲がざわざわし始める。そんなとき、コペンハーゲンでの獣医学部の講義に参加できることになって、、、という話。

実質的に農場をしきる彼女に別の世界への熱い思いは見られない。要するに、いろんな出来事があるなかで、血縁に基づく家族関係に戻っていく保守的な映画なのかとおもってみていたが、ラストシーンでテレビが壊れた後の二人のきまずい雰囲気から最終的に感じたのは、まてよ、これは血族の殻をかぶった性愛ではないか、という思いも。近親婚の禁止タブーへの挑発的な映画に思えてきた。そう考えると、近所の獣医の彼女に対する親切(医療行為を教えたり、コペンハーゲンに連れ出したり)も別の意味を帯びてくる。性愛がないはずのところにあった性愛という話か。

両親の死で心を閉ざした女性の最後のよりどころとしての叔父、というだけではない、複雑な心境を描く映画。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 未登録
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ