あらすじ・解説
病を抱える16歳のミラ(エリザ・スカンレン)は、孤独な青年モーゼス(トビー・ウォレス)と出会う。病身の自分を特別視しない彼に惹(ひ)かれるミラだが、両親は娘の身を案じて猛反対する。不器用ながらも優しく包み込んでくれるようなモーゼスにますます夢中になり、世界が色彩豊かに感じだすミラ。しかし、命の期限という問題が重くのしかかってくる。
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予告編・動画
作品レビュー(13件)
- ひーろーかむおん
3.0点
…自粛生活中にWOWOWで映画三昧の日々を過ごし、レビューが一杯溜まってしまったので、ザックリと書くことにする。 あらすじは、WOWOWの解説の次のとおり。 『ある朝、駅のホームで体がぶつかり、不良青年のモーゼスと劇的な出会いを果たした16歳の女子高生ミラ。 実は彼女は重い病を抱えていて、両親のヘンリーとアナは娘がいつ倒れてしまうかと心配し、薄氷を踏む思いで毎日を暮らしていた。 それだけに彼女を特別扱いすることなく、素の態度で接してくれるモーゼスにミラは心惹かれ、2人は刺激的な時間をともに過ごすようになる。 そんな娘の初恋を両親はハラハラしながら見守るが……。』 ミラが難病を患っていながらも、初めての恋にワクワクウキウキする仕草が愛らしかったが、難病以上にこの作品を存在たらしめているのは、タイトルの『ベイビーティース(乳歯)』だ。 ミラは言う。 「この年になっても、まだ抜けていない乳歯があるの」 で、彼氏と初エッチした途端にその乳歯が抜けるのだ。 乳歯が抜けて永久歯に生え変わる瞬間が瑞々しく描かれていて好感が持てた。 本作品の一番の功労者はパパさんだ。 愛する娘に一日でも長く寄り添うために、不良青年のモーゼスに戸惑いながらも遇する様子が健気だ。 難病ものなので、ラストには切ない別れが待ってはいるが、最良の想い出と共に短い命を閉じた幕引きは爽やかだった。 モーゼスはチンピラながらも心はピュアだったが、オイラ的にはドラッグ狂いというところがどうしても引いてしまったので、一見の価値程度はありの3.2点といったところかな。 (メモ パスワードを忘れてトラブってしまったので、新たに開設した。 旧(fg9)レビュー数:4100件、新レビュー数66件目)
- MOON
5.0点
大好きな映画がまた一つ増えた。
- gre********
5.0点
ネタバレメチャ良かったわ
このレビューにはネタバレが含まれています。 - min********
2.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。 - koi********
4.0点
予告編にもパンフにも大書きされてる「モーメント・ラブストーリー」って何?「最初で最後の束の間の恋」という解釈でいいのかなあ。女流監督シャノン・マーフィが最初の作品で難病と闘う少女の束の間の儚い恋を描きたい、という思いはストレートに伝わりましたが、監督には必然の設定なんでしょうがミラの相手がヤク中のモーゼスでは素直に感情移入は出来ませんでしたねぇ。ただ、エリザもトビーもしっかりとした演技で監督の期待には応えたんではないでしょうか。
スタッフ・キャスト
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受賞歴
ヴェネチア国際映画祭第76回