ここから本文です

上映中

MISS ミス・フランスになりたい! (2020)

MISS

監督
ルーベン・アウヴェス
  • みたいムービー 61
  • みたログ 71

3.68 / 評価:50件

有得ないラスト、全女性への侮辱でしかない

  • ta7******** さん
  • 2021年2月28日 15時32分
  • 閲覧数 767
  • 役立ち度 5
    • 総合評価
    • ★★★★★

近頃日本で公開されるフランス映画って、小難しく気障な作品よりも、目的絞ってロッキーよろしく一致団結のスポコンタイプか、コメディと言っても殆ど洒落っ気よりお馬鹿路線の低能タイプ、このどちらか。そして本作は見事にこの二つを混ぜ合わせたステレオ・タイプ丸出しの残念作。

 なにより主人公の意志が一見明確のようで、実は支離滅裂のいい加減。友人が言う「女になりたいのか?」に対し明確にNOと言う、トランスジェンダーではないってこと。ミスコンに出場する意義を聞かれても何ら答えられないのは設定上とは思うけれどがっかりの一言。少年期の願望を嘲笑されても貫徹するなら、ラストの暴挙は女性への明らかな挑戦であり侮辱でしかない。決勝進出6人であるんなら、選に漏れた多くの出場者にどう説明できるのだろう。

 そもそもがミスコンの欺瞞を百も承知で開催するために、多分に皮相を込めてゴミ拾いから地球環境への貢献と白々しいお題目をつけたのは映画として立ち位置。そんな欺瞞のステージでさらに念のいった欺瞞を暴露する意味にヘドが出る。

 およそ娯楽映画としての設定上、あの人種ミックスの宿屋のステレオぶりには呆れ、ローラと名乗る娼婦もどきもその汚らしさに苛つかされ、いざ、いざってシーンに主人公が躊躇したり、遅刻したり、遅れたり、挙句は放棄するしそうになる作劇の安っぽさ。観客をヒリヒリさせるサスペンスもどきの演出でしょうが、見え見えの安易な構成でうんざり。そんなことだから主人公の意志がまるで見えないのですよ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 絶望的
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ