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上映中

MISS ミス・フランスになりたい! (2020)

MISS

監督
ルーベン・アウヴェス
  • みたいムービー 61
  • みたログ 71

3.68 / 評価:50件

アレックスがほんとにキレイ

  • lep******** さん
  • 2021年3月11日 16時49分
  • 閲覧数 471
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

いかにも女の子♡という感じのラブリーなポスターに誘われるように観た。

ポニーテールのアレックスがほんとにキュート&チャーミングで、トランスジェンダーとかいろんなことはあるけどちょっともろもろは脇に置いておいて、彼女(彼)の美しさを堪能しに行くだけでも自分には価値はあった。

身長が180cmってこともあり、本職のモデルというのもあるけど、アレックスがスポ根さながらにトレーニングしていく様子は80年代で言えばシンディ・クロフォードのワークアウトビデオでも見るようだった。

ミス日本、ミスユニバースなど、国や世界レベルのミスコンなどの出場者たちがよく語っているけれど、美しさもそのレベルの争いになるともうアスリート同士の闘いのようになってくる、と。素質としての美しさはみんな備えているから、プラスアルファのポイントをさらに得るには、ほんとにわずかの差を争う形になる、と。なのにアレックスを見ていて歯がゆいのは、メンタルが弱くて、勝負に出るからには勝つ!という勝負根性がなかなか身に付かないこと。
でもおそらくほんとにこの俳優さん自身が優しいんだろうなという感じで、それがまたチャーミングで役の魅力になっていてよかった。

なんていうか、アレックス、コンクールの予選とか、いろんなところで審査員や司会者、ミスコンのトレーナーに質問を何度も受けるんだけど、何を聞かれても今ひとつピントをはずした回答しかできないんだよね、この子頭悪いのかなという印象が付いて回るんだけど、やっぱりほんとの自分が見つけられてないってことなんだろうね。
本当に大事なのは、外見の美しさどうこうでなくて、本当の自分を見つけることだよ、というメインテーマが泣ける。

ただ、ラストはちょっと自分には生々しいように思えた。映すのは後ろ姿だけで十分と思う。

ミスコンの是非というのはずっと問題になっているけれど、この作品もその問題には触れていて、開催する側にもいろんな葛藤や迷いがあるというのをきちんと描いている。
現在のLGBT+Qとかダイバーシティとか、いろんな要素をいろんな角度から問題として取り込みながら、きちんと盛り上げや緩急のつけかたもメリハリつけていて、うまくまとまっている作品と思うので、東京ですらこれが単館上映なのが惜しい。
アレックスの俳優さんがまさにこの年齢で、さらに性別にとらわれない美しい外見の人でなければ成立しえなかった映画だと思うので、その意味で今でなければ見れない、現代性も備えたある意味奇跡的な映画とすら思う。

プログラムでは、実際にトランスジェンダーで2018年のミスユニバースに出場した方のストーリーや写真なども入っていて、読み応えのあるプログラムになっている。大統領になる前のドナルド・トランプがミスコン組織のオーナーで、トランスジェンダーの出場にもOKを出していたとか、意外な事実もあったし、アレックスのきれいな写真がほしくて見本も見ずにプログラムを買ったが、意外に深い内容が盛りだくさんでプログラムもおすすめ。

あと、前歯がすきっ歯の人も候補に選ばれてたのはフランスらしい、アンチアメリカ的な美意識で面白い。

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