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衰弱していく様ばかりで特に何も起こらない

  • ron***** さん
  • 2級
  • 2021年3月1日 10時23分
  • 閲覧数 447
  • 役立ち度 3
    • 総合評価
    • ★★★★★

実話に基づき、伝説のギャング、アル・カポネの最晩年を描いたドラマ。
アメリカでは配信公開になっています。
1940年代半ば。
長い服役生活を終え、フロリダの大邸宅で家族や友人たちに囲まれ、静かに隠居生活を送るカポネ。
だが、そんな彼をFBIはいまだに危険視し、監視を続けていたが。。。
出演は「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のトム・ハーディ、「ハウス・ジャック・ビルト」のマット・ディロン、『ツイン・ピークス The Return』のカイル・マクラクラン。
監督・脚本は「クロニクル」のジョシュ・トランク。
音楽はエル・ピー。
原題「Capone」
映倫区分はR15+
アメリカ=カナダ合作映画
配給はアルバトロス・フィルム
2020年作品
上映時間104分

アル・カポネの晩年を描いた作品です。
「アンタッチャブル」など、往年のギャング映画で描かれるカポネとは違い、今まであんまりスポットが当てられなかった時代なので、興味深く観ることが出来ました。
でも、描かれなかったのは、なかなか実行動ではドラマティックな事も少ないし映画になりにくいという晩年の時代だけあったんでしょうね。
確かに、カポネが衰弱していく様ばかり描かれていて、他は特になにも起こらなかった。
まあ、財産がなくなり、身の回りのもを売ったりすることくらい。

転落したギャングのボスというのは、ギャング映画では観客が喜ばないのか。
そういうギャング映画全盛ではない今の時代に、あえて、カポネの知られざる最晩年を描くのはとても興味があります。
がしかし、この映画はギャング映画ではなく、痴呆になり梅毒で衰弱していく初老のギャングお陰鬱な介護なお話です。
痴呆や梅毒に苦しむ姿をじっくり描いていますが、ないがいいたいのかはよくわからんかった。
ただ、カポネの晩年はこうだったんだよ。とだけ言いたかったのか。
そういったテーマやメッセージ性を考えると、物足りなさを感じた。
ただ、衰弱したカポネが死に向かうだけのお話としか読み取れなかった。

しかし、トム・ハーディーのカポネ、怖い。
凄い熱演です。
これでカポネ、48歳なんですね。
梅毒と痴呆症で衰えた姿には驚きです。
妄想と現実の見分けがつかず、思い出す過去がかなり恐ろしい。
本当にこうだったんでしょうか。
それに恐怖を感じる。
転落した人生の描き方がかなりエグい。
カポネの見るおぞましい悪夢に、こちらもうなされそう。

まあ、しかし、ここまで衰弱しているカポネとは思わなかった。
なかなか衝撃だった。

■興行収入予想
興行的には、現段階では上映館数69館と少ない。
2月26日(金)からの公開。
同日公開の拡大ロードショー作品は今作と「あのこは貴族」くらいですが、両作とも拡大ロードショーとはちょっと言いにくい上映館数。
他作品はさらに上映館数が少なすぎます。
アメリカや各国では配信上映になってます。
公開延期やハリウッド映画がまだ入ってこないので、上映作品が貧弱ですね。
キャストはなかなか豪華ですが、この上映館数とカポネの映画では、日本ではヒットに繋がりにくいですね。
しかも、アクションギャング映画ではないですし。
日本で、カポネの、しかも最晩年のカポネ映画ではお客さんはなかなか来ないでしょうね。
初登場圏外スタートと予想。
最終興行収入は1000万円と予想。

星3つ(5点満点)
★★★

詳細評価

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音楽

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