あらすじ・解説
台湾にある翠華高校。放課後の教室で眠ってしまった女子高生のファン・レイシン(ワン・ジン)が目を覚ますと、校内に人の気配は無く、いつもと違った異様な雰囲気に満ちていた。自分が参加している読書会のメンバーでひそかに思いを寄せる男子学生ウェイ・ジョンティン(ツォン・ジンファ)を見つけた彼女は、外へ出ることのできない校舎から抜け出そうとするが、廊下の先の扉の向こうに広がる悪夢のような光景を目にする。
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作品レビュー(53件)
- ちょい悪おおかみ
3.0点
単純に驚かすホラーではなくメッセージを持たせたホラー 独裁国家を背景に裏切り者の怨念が渦巻く もともとゲームだとは知らなくて、しかも台湾映画と知ってなおビックリ スプラッター系ではないのでそんなに怖い映画(クビから本が出るのを除けば)でもない ただわからないのが手足の長い怪物? これがよくわからん? 独裁国家、今はロシアとか北朝鮮なんかはこんな風に隠れて国に抵抗している人達もいるんでしょうね 多少難解な点を除けばまあまあかな 星3つです
- tos********
3.0点
1962年独裁政権下の台湾。高校では一部の教師と学生が、発禁本の読書会を秘密に行っていた。ある放課後、女学生ファンが目を覚ますと校内は異様な雰囲気に包まれていた。校内をさまよっていると読書会のメンバーで、彼女を慕う男子学生ウェイと出会う。二人は何とかそこから脱出しようとするが。 ゲームをやらないので、それが原作の作品を観ることはありません。この作品は、近くの国の知らない時代ということで鑑賞。大ヒットしたホラーゲームということですが、普通のホラーの怖さというより、独裁下の弾圧の恐怖と悲劇を見事に映像化していたと思います。
- gir********
5.0点
社会性のある悲劇的なホラー、などといった声を聞いたので胸を躍らせながら鑑賞したら、これはこれは....驚いた。日本ホラーではというと社会性を孕んだものはあまりなく、薄っぺらなエンタメにほとんど全振りといった作品が多い中、今回のようなメッセージ性/テーマ性に懸けている作品には....思わず胸を打った。欧米などでは何回か観たことがあるが、アジアでこれほど作家性の濃いホラー作品があるのもなかなか珍しいのではないか。 ミステリーを含んだストーリーテリングも非常に秀逸で、セリフの一言一句にも一つも二つも何か違った意味が含有されているのではと観ている側にも想起させるような脚本も素晴らしい出来だし、未プレイである原作のゲームのクオリティも相当高いんだろうなと窺わせる。印象に残る言葉が大変多かった。実話なんじゃないかと思わせるほど、説得力のある強い物語でした。 ホラーとしてはとても悲劇的で、社会性/メッセージ性のある前衛的な映画を制作したこと、そしてこれを、(そもそもの原作の)ゲームとして開発したこと、これらを見事にやり遂げた台湾のエンタメ業界には感服しかないです。素晴らしい作品でした。自由のため、今現在生きている我々が、こういった出来事を後世に語り紡いでいくことは非常に大事なことですね。 そういえばNetflixにも同じ原作を元にしたドラマシリーズがあるようなので、そちらも鑑賞してみたい。
- wat********
2.0点
ネタバレゲームなら納得
このレビューにはネタバレが含まれています。 - MOON
4.0点
途中で出てくる足の長い人形みたいなものを抜かせば完璧だったのに… 純愛が切ないな…
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