あらすじ・解説
正義感と愛国心を胸にアフガニスタンに渡ったアンドリュー(ナット・ウルフ)は、爆死した上官の代わりに赴任してきたディークス軍曹(アレキサンダー・スカルスガルド)率いる部隊に所属することになる。歴戦の猛者として名高い彼に尊敬の念を抱くアンドリューだったが、ディークスが治安維持と称して証拠もなく民間人を殺害していた事実を知ってしまう。アンドリューが罪悪感に苦しむ様子に気付いたディークスは、彼の忠誠心に疑念を抱く。
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作品レビュー(19件)
- joz********
3.0点
アフガニスタンでのアメリカ軍の犯した犯罪を描いています。 戦争映画でしょうが、メインは心理劇。 戦争における正義とは何かという難しいテーマを扱っています。 新米の分隊に新しい軍曹が赴任してきます。 味方を守るためには、民間人でも殺してもいいという主義の持ち主で、実際に彼は成果を上げていきます。 彼はなかなかのマインドコントロールの使い手で、分隊は徐々に彼に感化され、平気で殺人を犯すようになります。 主人公は、どうしても彼のやり方に賛成できず、迷いに迷います。 戦場においては兵隊は殺すのが正義だとの彼の論理に、主人公は反論できなくなっていきます。 じゃあ、戦争における正義と、概念的な正義とどちらが正しいのか?・・・・ 問いかけはいいんです。 しかし、映画として描くのはとても難しい。 残念ながら、本作ではうまく料理できなかった・・・ってこと。 こんな自分にとって不利なテーマでも、アメリカ人はちゃんと映画で描きますよという、いつもの罪悪感逃れの心理が、ちょっと鼻につく。
- てって、てーれ。てて、てーれ
4.0点
自分がこの主人公の立場に立たされていたらどうなっていただろうか・・。 考えさせられる。
- dkf********
3.0点
戦場での民間人殺害を糾弾する実話がベースで戦闘シーンは皆無。派手なスペクタクルばかりの大味な戦争映画は食傷気味だが、こういうしっかりドラマを語ってくれるストーリーなら違う観点で観れるというものだ。、 戦争における民間人殺害は「プラトーン」でトム・ベレンジャーもやっていたことだが、場所と時代は違えど戦場では普遍的に起こりえる問題なのだろう。そもそも戦闘で敵を殺すのは合法で民間人を殺すのは犯罪という考えが激しく矛盾していると思うのだが、それこそがまさに戦争の欺瞞と狂気ということか。 そう考えるとアンドリューのキャラの位置づけがどことなくチャーリー・シーンの役どころに重なって見えてくるし、これはテーマの根底を同一にした「プラトーン」の現代的解釈版ではないかと言うのは暴論だろうか。 少なくともこれは戦争映画ではないことは確か。見て損はない。
- つとみ
5.0点
ネタバレ人間らしさと共存する殺戮マシン
このレビューにはネタバレが含まれています。 - arl********
4.0点
真面目な良い映画です。戦争とはああいう世界なんだろう、ということ。ちゃんと糾弾されて良かったですね。
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