2021年11月19日公開

リトル・ガール

PETITE FILLE/LITTLE GIRL

852021年11月19日公開
リトル・ガール
3.9

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7%
作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(5件)


  • fli********

    4.0

    葛藤

    全く無理解の人は問題外として、サシャちゃん、家族、理解を示す友達や保護者、示さない子供たちや保護者、理解しようと努力する人たちの気持ちは、それぞれ少しずつですが、全て理解できます。 私は比較的理解や協力していく方だと思ってますが、自分の子供なら、親としてあそこまで味方になってあげられたのか、自信はありません。 今後も社会問題としてあり続けるものではなく、サシャちゃんのような存在が、ごく当たり前の社会になれればと個人的にはとても願っています。

  • mai********

    5.0

    戦わなくて済むような社会になる日まで

    違和感を早くから自認出来て、周囲も受け入れることが出来て 適切な医療の手を加えることが出来たとしても 環境の変化の度に戦わなければならないのでしょう。 その都度、辛い涙を流すことになるのでしょう。 この作品がここにある意義。 性自認は複雑な事じゃない。 目の前のその人をありのまま受け入れられればそれでいい。 制度や仕組みが邪魔をするなら、変えるべきを変えて… 皆はどう思いますか? 彼女を、彼として大人にするべきじゃないでしょう? 彼女を、彼女にしてあげられる世の中であるべきじゃないですか? 彼女が、辛い涙を湛えたまま戦わないといけない世の中は世知辛くないですか? もう答えは出ているのではないでしょうか? 2022年1月4日シネマテークたかさきで鑑賞

  • まんぼう

    4.0

    彼女の涙が強くて、切ない。

    実際の性別違和(性同一性障害とは言わなくなったらしい。)の女の子(体は男の子)のドキュメンタリーです。 少し前に「トムボーイ」という作品を見ましたが、こちらは男の子になりたい女の子の話でドキュメンタリーでは無くフィクションです。 ドキュメンタリーとそうでは無い物を比較しても意味が無いのかも知れませんがやはり見た感想としては圧倒的に「リトルガール」の方が良かったです。 サシャはその年齢からは信じられないくらい強く性別違和に立ち向かっていきます。 理解のある両親や医師、一部の友人もいるため救われますが、やっぱり対面を気にする学校やその他の大人たちに苦しめられます。 途中でサシャが堪え切れずに涙するシーンが本当に悲しく切ないです。 そして、サシャがこれから女の子として幸せに生きて行く事を願いたい。

  • mas********

    4.0

    リアル「ぼくのバラ色の人生」

    フランスって、性同一視障害に冷たいのね。 ずいぶん前の「ぼくのバラ色の人生」の子も、最終的に髪を切られ男の子の服装を強いられて終わり、「トムボーイ」では、男の子でひと夏を過ごせたが日常に戻るため、ワンピースを着せられて遊んでいた子たちに触れまわされるという拷問で終わる。ともに、わずかな希望は描かれていたが。。。。 ベルギー映画だけど「Girl/ガール」は今回のサシャと状況が似ている設定であったね。 寛容であるべき、多様性を貴ぶべき教育者たちが一番理解がなくって驚いた。 多分、ほかの生徒たちとの兼ね合いがあり保守的にならざるを得なかったんだろうけど、あまりにも冷徹であると思った。 大人たちの不寛容は、子供たちに普及し今までそんなこと気にもしなかった子たちまでが大人の真似して意地悪になってしまう。 どんどん、居場所が窮屈になり息苦しくなっても、ママが悲しがるとあまり声を出さないサシャ。 声を立てずに泣く子供の姿は痛々しい。 フランスでも地方のほうだからかしら? パリなら違うのかしら? フランスって、男は男、女は女というカテゴリーでの考え方が強いのかしら? トランスジェンダーには優しくないのかしら? 個人主義の国なのなーと思ってしまった。 挿入される静かな音楽がまたよかった。 「亡き王女のためのパヴァーヌ」が流れて泣いちゃったよ。 サシャの未来がバラ色になりますように! 願わずにはいられない。

  • cas********

    4.0

    妙に大人びた悲しい表情が切ない

    性別違和 (※性同一性障害を今はこう言うとか。そしてさらに性別不合に変わるそうな) の男の子―自意識は女の子、のドキュメンタリー。 フランスなんかは社会の理解が進んでるイメージだけど、実はそうでもなくて色々大変そう。 「実際にあった話を映画化」ではなくて当の本人の苦悩なのでリアルガチ。 苦労が絶えないせいか、幼いのに妙に大人びた悲しげな表情をするので切なくなります。 親はまともに対応してくれない学校に対してきちんと主張して辛抱強く交渉するんだけど、相対する校長や担任なんかは映画には出てこない。 大事にしてさらに揉めたりしないよう配慮してるんですかね。フランス人らしくないなあ(※偏見です)まあいい人たちなんでしょうね。 日本の現状はどうなんでしょうね・・・ まだ話題にすらなってない段階なのかなあ。 内容は良かったし問題提議として有意義だと思うけど、この作品が将来この子の棘になることはないんだろうか?と少し心配になった。

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