レビュー一覧に戻る
トムとジェリー
2021年3月19日公開

トムとジェリー

TOM AND JERRY

1012021年3月19日公開

一人旅

4.0

私は断然トム派です

ティム・ストーリー監督作。 MGMアニメーターのウィリアム・ハンナとジョセフ・バーベラが創作し、1940年の第1作から現在まで続く長寿シリーズ「トムとジェリー」の劇場版で、実写とアニメーションを合成した『メリー・ポピンズ』(64)形式のファミリー映画となっています。 NYを舞台に、成功を夢見る新米ホテルマンのヒロインが、ひょんなことから出逢ったトム&ジェリーと有名人の結婚式を巡って大騒動を繰り広げていく様子を実写とアニメーションの合成により活写した全年齢対象のスラップスティックコメディです。 今回は猫のトムとねずみのジェリーのほか、人間のヒロインとその周囲の人々がメインキャラクターとして配置されていて、実写の人間と二次元のアニメキャラが同じ画面でナチュラルに競演を果たしています。毎度のことながら、永遠の好敵手であるトム&ジェリーの追いかけっこ&本気バトルが観ていて楽しいですし、成功を夢見るヒロインの奮闘&サクセスストーリーに、トム&ジェリーの動物コンビの活躍が大々的に絡んでいく展開も実写とアニメの融合作ならではの特長となっています。 エンドクレジットでは“himself”と表示される、一応本人出演扱いのトム&ジェリー始め動物たちのコミカル&スラップスティックな立ち回りに加えて、人間サイドでヒロインを演じたクロエ・グレース・モレッツやライバルホテルマンを演じたマイケル・ペーニャの好演も光っていますし、時々画面に登場する鳩DJの声を監督のティム・ストーリーが当てています。

閲覧数582