2021年10月1日公開

TOVE/トーベ

TOVE

1032021年10月1日公開
TOVE/トーベ
3.1

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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(41件)


  • ken********

    4.0

    舞台演出家さんの方も気になる

    ムーミンの原作者のトーベさんの話トーベさん当時としては、自由な方だったってことですかね。 魅力的な方でおもしろかったです。 まあ、舞台演出家のヴィヴィカさんがもっと自由そうで興味が湧く。

  • pag********

    4.0

    アーティストはしんどいね

    芸術家、表現者は主観的評価がすべて、評価されなければ無だ。進んで破滅に向かう者とヘルシンキ市長が言うのもわかる。しかし、あるレベルに至ると貶める人はいなくなり、「好き」「嫌いではない」 だけになる。そうなれば完勝であり、ムーミンはそのレベルに達していると思う。トーベは自分では失敗したと言ってるが、まさに成功したアーティストだ。ただ映画は露骨に脱いで寝てばかり。もっと象徴的な描き方を望む。

  • shoko

    4.0

    多様性を生きる

    子供の頃「本の虫」だった私の人生に、当時読んだたくさんの児童書が、大きな影響を与えています。 トーベ・ヤンソンのムーミンシリーズもそんな本のうちのひとつ。 この映画のことは半年ほど前に知りましたが、昨日やっとオンライン配信をみつけて鑑賞しました。 そして今日はトーベ・ヤンソン生誕百周年記念行事の一環としてフィンランド主導で製作された「劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス」(2014)もみつけて、あわせてみることができました。 私が子供の頃、ムーミンシリーズに夢中になったのは少し恐ろしさや人生哲学を感じるようなその独特の画風とストーリーで、子供向けに毒気がぬけてクリーンな絵柄の日本のテレビアニメには興味がありませんでした。 お話ばかりではなくイラストまで手がけたトーベ・ヤンソンさんってすごいなぁと思っていましたが、この映画で芸術家の家庭に生まれ、子供の頃から創作活動を行なっていたことを知り、納得です。 そればかりかムーミンの新聞の連載漫画が成功し、商業的な仕事に時間が費やされたために、自分の画家としての時間がとれなくなることに悩んだ時期があったことなど、まったく知りませんでした。 もちろん知らないといえば、この映画で大きく取り上げられた彼女のセクシャリティが一番の驚きですが、30代当時の彼女が芸術家たちの集まりで、アトスやヴィヴィカと出会い、奔放に愛し合うシーンもとてもナチュラルに描かれていて、とても自由な魂をもった人だったのだな、と素直な気持ちで鑑賞することができました。 同性愛が精神疾患で犯罪であるとまでみなされていた時代にはつらいこともあっただろうけど、今作で自由に踊るトーベの姿は、多様性を楽しむ生き方を祝福しているようにみえました。 戦時中の体験がストーリーに反映されていたり、愛する人たちが登場人物のモデルになっていたことを知って、また本を読んでみたくなりました。 四つ星。

  • mnk********

    2.0

    表面的な作品。レズ恋愛も面白くない。

    ムーミンの誕生秘話が主人公の哀しい人生と関係があるのかと思いきや、ムーミンはあくまでも生活の糧になる作業でしかない。 その誕生エピソードも印象に残らない。 本当は油絵が描きたい。 男性と恋愛や結婚では満たされない。 舞台監督をしていた女性をこだわり愛したが、ラストでは、やっと抜け出せたのか。 エンドクレジットに舞台監督女性から『トーベは眩しすぎた』とあったが、誰とでも寝るレズがトーベの想いに答えられない言い訳に過ぎなくて残念。 不特定多数の女性とエッチを楽しみたい、レズの言い訳。 そんな言い訳をエンドクレジットで語るとは! (レズもエッチイケイケは下品だね。) 作品としても退屈な出来ばえ。

  • yrh********

    3.0

    ムーミンの世界観が持つダークネスの訳

    まだ大成功前の、トーべ・ヤンソンの若い頃を描く。 ムーミンのキャラクターは作者トーベの周囲の人たちが反映されているらしい。自分たちにしかわからない言葉で話すトフスとビフスは、トーベ自身と同性の恋人ヴィヴィカのことだろう。トーベの才能を評価しない彫刻家の父親は、ムーミンパパに投影される。実際、このお父さんはムーミンがヒットしてからも彼女の仕事を認めなかったという。 トーべ自身も元々は画家としての成功を目指しており、絵本の出版は最初は生活のためだったと聞いたことがある。しかしムーミンは彼女のライフワークとなった。そして、ムーミンの連載を続けながらも、油絵やフレスコ画も残している。少女の頃から晩年まで、生涯を通じて創作を続けた人だった。 映画は、ムーミン一冊目は既に出版済みだけどそんなにブレイクしておらず、絵の方も売れずに生活が苦しい時期から始まる。 ヴィヴィカとの恋愛が中心に描かれており、芸術家としての苦しみはあまり描かれない(父との葛藤くらいか)。苦しい恋愛が作品にどのような変化をもたらしたのか、彼女の生き方にどう影響したのかも特に描かれない。なのでちょっとピンと来ないところもあったのだが、本国では超有名人だから説明を省略してもみんな知ってるのかもしれない。 ほんわかしているようで、ムーミンの世界観はどこか不気味だったり、謎めいて暗い部分を持っていて、そこが魅力だと思う。戦争の傷跡や、彼女の苦悩が反映されているのだろうなと思った。

  • nek********

    4.0

    人間らしい

    ムーミンの作者 トーベの映画化見た♪ トーベの色々な魅力と葛藤や欲望と自由…酒とタバコと男と女…レズに嫉妬 そしてダンスに音楽♪ 仕事と親の葛藤などなど 短い時間でトーベを凝縮した内容。 平成ムーミンからは想像が出来ないほど ダークでアダルトだが… なかなか面白かった

  • pin********

    4.0

    児童文学はかわいいだけのものではない。

    日本ではムーミンの作者としてのみ認知されている、トーベ・ヤンソンの伝記映画。 以前見た『リンドグレーン』同様、その作品、例えば『ながくつしたのピッピ』とか『ムーミン』とか、によりかかるのではなく、その人物をのみ描いています。 それにしても、トーベの奔放さは、リンドグレーン以上と言えます。 この作品の中では、ブルジョアの娘で演出家のヴィヴィカとの関係を中心に、その葛藤から芸術性を高めていく姿が描かれています。 ムーミンのほのぼのとした雰囲気だけを受け入れている一般の日本人にとっては、このトーベ・ヤンソン像は受け入れがたいものだったのかもしれません。 ムーミンの作者としてよりも芸術家として、芸術家としてよりも人間として誠実に生きる女性を描くことがこの作品の主眼だったのでしょう。 時代はまさに第二次世界大戦の真っ只中であるにもかかわらず、北欧の国々の大戦への向かい合い方はまた独自だったようです。 そのことも大いに興味の湧くところですし、日本よりも二世代も三世代も前から女性が自立していた、かの国々だからこそ、奔放で誠実な子供や妖精たちを描く作家が生まれたのかもしれません。 僕たちは、もう一度北欧の児童文学を、子どもの読み物としてだけではなく、大人にとっての正しい生き方の指標として、読み直す必要があるのではないでしょうか。

  • 括弧

    1.0

    ガッカリ

    軽薄の一言。醜悪な内容。

  • mai********

    3.0

    痛みを乗り越えて…

    自分には不思議な巡り合わせになった作品。 今回のコロナ禍で外出がしにくくなった都合 家でもどこでも読めるからと本を多数買い込んでいたんですが 去年から今年にかけて「ムーミン」をずっと読んでいました。 まさか「ムーミン」を読み終えたタイミングで ヤンソンさんの半生を描く映画に遭遇するとは… 彼女がどんな生き方をしてきたのか? 否定されたり、傷ついたりの人生。 時代が女性をまだ抑圧していた頃に、自立を選んだ道の険しさ。 本当は頼りたかったのかもしれない。 迷ったり、悩んだりしたこと一度や二度ではないでしょうが ムーミンと共に駆け抜けてこられた事が救いだったのでは。 ムーミンやスナフキンの思いは その時々のヤンソンさんの思いを投影しているのかもしれないなと 観ながら改めて思いました。 2021年10月30日シネマテークたかさきで鑑賞

  • per********

    3.0

    ネタバレムーミンの映画では無い

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • まんぼう

    4.0

    ちゃんとムーミン出てくるよ

    レビューではムーミン誕生の物語かと思ってたのになんか違う?って感じで酷評が多いようですが、ちゃんとムーミン出てきますよ。 これは、どちらかというとPR側の責任かな? 予告編が完全にムーミン推しでメルヘン映画を想像させる方に行き過ぎだったと思います。 実際は、大人の女性の恋愛の部分がかなり多くラブシーンも多いです。 だから、イメージが違って酷評されているのかな? しかし、良く見るとちゃんとムーミン誕生のいきさつも描かれているし、何よりもトーベの半生が素敵に描かれています。 トーベは本来画家として成功したかったんですが上手く行かず、たまたま暇つぶしに書いていたムーミンの漫画が有名になり複雑な感じになります。 画家としても一定の評価がされているようです。

  • rie********

    4.0

    心の傷と新しい出発

    ムーミンを生み出したトーベ・ヤンソンの伝記映画。 ムーミンがどのような経緯で生まれ人気が出ていったかはわかりますが、物語の中心はトーベの愛と失望と新しい旅立ちについて。 妻のあるアトスはトーベの良き理解者。本業の油絵が売れないなか、新聞に漫画(ムーミン)を載せようと提案したり、後には妻と離婚してトーベと一緒になろうとしてくれたりする。でも、トーベはアトスとの結婚を求めておらず、切ない想いでよりそう二人のシーンが切ない。 一方、アトスと付き合いつつ出会ったのが市長の娘で演出家のヴィヴィカ。演じる俳優さんが、トーベよりかなり背が高く眉毛もアゴも立派な方だったので、一瞬男性が演じているのかと思った。(ネットで検索すると眉毛も普通で、綺麗な女優さんでした!) なので、その魅力に説得力がある。ところが、このヴィヴィカがとんでもない博愛主義者で、トーベの女友だち曰く「誘惑も裏切りもすごい。寝てない女がいない」そう。 そのヴィヴィカに本気で恋をしてしまったトーベは、他の女と一緒にいるところを何度も目撃して傷つく。 上に書いた通り、アトスがプロポーズをしてくれるのだけれど心はヴィヴィカから離れられないまま。こんな理解の深い夫がいたら最高なのに! と思ってしまうけれど、トーベの運命の相手ではなかったのですね… 親子間で確執のあった彫刻家の父とも死後に深く愛され応援されていたことがわかり、わだかまりが消え、ヴィヴィカとも別れを決心する。(トーベを引き留めるヴィヴィカの言動がまた人たらしで、憎めない…) そして、生涯の恋人になるトゥーリッキとも出会い、さあいよいよトーベ幸せになってね♡ と思うところでなんとエンドロール!! 大失恋をして傷心のトーベが長く続くものだから、幸せなシーンも見たかったのだけれどあっけなく終わったのは少し物足りませんでした。 以前、トゥーリッキと孤島に暮らす生活を書いた書籍を読んだことがあったので、サバイバル生活ながらも楽しそうな晩年を送ったのを知っているけれど、知らなければ不幸なイメージのトーベが大きく感じられるかも。 主人公を始め、どの役者さんも役にピッタリで良かった。トーベ役の方は若いときは髪型も服も可愛らしいのだけど、中年になるとオールバック! そのころの流行りなのかな… 個人的に、ノルウェー語の入門書を今年読んだばかりで、スウェーデン語!?がいくつかわかったのが嬉しかった。 ヴェルコンメン、ようこそ! タック、ありがとう! とか。 ムーミンを次に見たり読んだりするときは、トーベの切ない恋愛を思い出しそうです。

  • やふたろうやふこ

    5.0

    ネタバレ中年女の百合ものとは思わず

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • bla********

    2.0

    ネタバレトーベの半生をダラダラと辿った伝記ドラマ

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • xfj********

    5.0

    そもそも、ムーミンって何?の答えを求めて

    「ムーミン」は妖精なのかと思っていましたが、某サイトによると「ムーミンは妖精ではない。トロールである。」と、ありました。 え? 結局ムーミンって何だっけ…なんて思いながら観てみましたが、このザイダ・バリルート監督作『TOVE/ トーベ』は、登場人物たちがとても魅力的に描かれており、面白かった。大満足です。「ムーミン」の謎に迫るヒントも隠されていたのでした。 “スウェーデン語で描かれたフィンランド映画”という映画の「言語」に注目すると、それはトーベ・ヤンソン(1914-2001)がスウェーデン語系フィンランド人で、フィンランドの中では「少数派」である事を意味している。つまり、「ムーミン谷の仲間たち」は“少数派の暗喩”だった。そう考えると、ムーミンの物語が今までとは一味違って見えてきます。 そして、この映画が面白かったのでフィンランドについてもっと知りたくなり、トーベの父親を演じたロベルト・エンケルが出演している戦争映画「アンノウン・ソルジャー」(2017)を動画配信で鑑賞してみましたが、なかなかの力作でした。 第2次大戦下の『継続戦争』が描かれており、ソ連に対抗してナチスドイツと組んで戦ったフィンランドの歴史を知り、今でこそ「幸福度の高い国」と言われるフィンランドは、複雑な立場で苦しい戦いを続けざるをえなかった過去があったのだと学んだ次第です。 映画『トーベ』の冒頭の、トーベ(アルマ・ポウスティ)が踊り狂うシーンからの「爆音」の演出は、実は様々な意味が込められていたのですね。 「スナフキン」のモデルとも言われるアトス・ヴィルタネンを演じたフィンランドの俳優シャンティー・ローニーは、スナフキンのイメージ通りの飄々とした風情。また、トーベの同性の恋人ヴィヴィカ・バンドラー役のクリスタ・コソネルが、まさにダーク・ビューティ。思わず、「ヴィヴィカ様」と呼びたくなるような雰囲気にすっかり魅了され、別な映画の別な役を見てみたいと思ったほどです。 ムーミンのキャラクターは好きでしたが、原作者トーベ・ヤンソンについては殆ど知らなかったので、色々と収穫があって良かったです。 注)「トロール」って、ネットスラングでは「troll(荒らし)」なのだそうな。

  • 検非違使

    1.0

    ムーミンを出せっ!!

    子供の頃から大好きだったムーミン作者の映画を見に来たのにまさかのエロ映画。えーっと、トーベさんが不倫しようがレズだろうが、全く興味ないのですが。作品と関係ないじゃん。 俺はムーミンがどうやって生まれたのかを見に来たのだ。こんなつまらん映画を海外に持ち出すな。やり直し!

  • reiji_kakiya

    1.0

    ネタバレどこまでが事実でどこから脚色なんでしょう

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • nic********

    4.0

    無心に踊るトーベのダンスシーンが、出色

    ムーミンの生みの親、トーベ・ヤンソンの伝記映画……なのだけど、その生涯を忠実に追いかけたものではなく、主に彼女の30〜40代=1940〜50年代の出来事に集約されているので、扱われるトピックも「創作をめぐる苦悩」〜「実父との確執」そして「両性愛者(bisexual)としての熱情と葛藤」みたいな色恋沙汰が過半。 なので、生涯半ば以降を共にしたパートナー〝トゥーリッキとの島暮らし〟あたりのエピソードは一切オミット! ムーミン・ファンにしてみれば、キャラクター誕生の背景あたりにも、もう少し踏み込んでほしかったでしょう。でも、上映時間100分前後の劇映画としては、このくらいの思い切りが丁度いいのかも。 何といってもトーベ役のアルマ・ポウスティのチャーミングさが際立つ。父親と対立しても、業界と反目しても、タバコを吸っても酒を飲んでも、既婚者と不倫しても、同性の愛人と愛欲に塗れても……そこまで反感を抱かず、逆に応援したくなるのは、トーベ役の彼女のチャームに負うところが大きい。 逆にいえば、いまどきのご時世でトーベのような生き方をすれば、たちまち炎上騒動になってしまいそう。様々な制約やたち遅れもあったとはいえ、20世紀半ばに「芸術家でいること」の辛苦と愉楽に、ふと想いを寄せてみたくなる。 何よりもトーベのダンスシーンがいい。お気に入りのレコードをかけて無心に踊るその姿を見ていると、女性DJのはしりだったのではないか……という気にすらなった。

  • e54********

    3.0

    芸術家一家

    ヤンソン家を、トーベ・ヤンソンを中心に描いていたが、ムーミンの前の描写が大半。 日本では、トーベ・ヤンソン=ムーミンのイメージがあまりにも強いので、拍子抜けの作品だった。 印象に残ったのは トーベ・ヤンソンは同性愛者。 一方で、トーベ・ヤンソンは不倫をいとわない。 トーベ・ヤンソンと周りの芸術家達は、男女問わず喫煙者ばかり。

  • 重村牧男

    3.0

    鈍感でいられる難しさ

    何も気付かない方が幸せである。 『鈍感』ほど強いものはないと常に思う。 相手が浮気をしていても、何も察せずに調べなければ不幸は起きない。現実とは異なるとしても、知らなければ哀しみは生まれない。 また人間関係でも他人の想いを考えば考えるほど、辛く重くなる。一方、自分のペースで生きる人達は、他人のイライラ等は全く気付かずにのほほんと平然に過ごしている。 こんなストレスのない生き方って、なんて幸せなんだろう。 死に際に父から自由奔放に育てすぎたと言われた私だが、 それでも雁字搦めな世の中が息苦しくてアップアップしている。 さて映画の話だが、 ムーミンの作者トーベはもっと自由な生き方をしていた。 もちろん目だけで相手の気持ちも読み取るのだが、当時としては珍しすぎるほどあまり人目を気にしていない。 ノーマライゼーションの 先端、北欧では不倫も同性愛もたいした部類ではないんだと思っていたが、 彼女の時代では犯罪レベルくらいだったらしい。 彼女は自分らしい生き方に誇りすら持っていたと思われる。 人目を気にしない、力強い生き様は観ていても清清しい。 また、親が子を思う泣かせ描写は、日本も北欧も一緒なんだなと感じた。 個人的にはニョロニョロが大好きな私、 息苦しさに泣き叫び大洪水を起こさないようにしなければ。

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