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プリズナーズ・オブ・ゴーストランド
2021年10月8日公開

プリズナーズ・オブ・ゴーストランド

PRISONERS OF THE GHOSTLAND

PG121032021年10月8日公開

mnk********

3.0

ニコラス・ケイジの役者魂に感謝。

園子温監督のエナジーは昔から評価しているが、ファン と言えば周りから変態呼ばわりさせそうで控えている。 本作は監督の念願だったハリウッドデビュー作。 もっとブチかますのかと思いきや案外大人しくて驚き。 (パツキン相手に急に怖気づいてエレクト出来ない オドオドする貧相な日本人中年みたいな感じ。) 園子温監督は、以前から昭和の東映映画が描いていた 異端で異様な世界観がある。 変態性と純情。エロスと愛情。暴力と感傷。 本作は東映製作のTV『仮面ライダー』のようなチープ さも感じる。 また寺山修司的な演出も見られる。 それらをゴチャ混ぜにしているが過去作にあった凶気が 乏しい。 一向にして面白くならない映画だが、カルトムービーと して人気が出るのだろうか。 その前途の光を見たかったが、私の眼には難しい。 (以外に音楽がマトモで驚いた。) アメリカは映画のレイティングが厳しいから園子温らしさ を表現したら、すぐ18禁になるだろうし。 ニコラス・ケイジの器のデカさに感謝するしかない。 フンドシとタレ尻をさらし、好意的に撮影に参加された と思いたい。 常に困った様な表情で、ヒーローと呼ばれるのにカリスマ 性やオーラもない、居るだけのMチャンみたいたったが、 よく降板せず最後まで作品に参加してくださった。 その精神にアッパレ。

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