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上映中

竜とそばかすの姫 (2021)

監督
細田守
  • みたいムービー 1,313
  • みたログ 7,407

3.75 / 評価:6478件

うーん…という人の気持ちもすごくわかる

  • moc******** さん
  • 2021年7月17日 12時43分
  • 閲覧数 6259
  • 役立ち度 290
    • 総合評価
    • ★★★★★

IMAXで見てきました。
とても映画での映像体験に全フリした作品です。
物語というよりディズニーランドのミュージカルチックなアトラクションに近く、映画館で見ないとほぼ意味ないくらい映画で見ることを前提に想定された作品に見えます。
cgで精細に大胆に作られていて尺もそちらに多く振り分けられている印象。
スマホの小さい画面で観賞してもまったく伝わらないような作りです。

また主人公すずの主観にほぼ寄せた切り取りかたをされており、
すずと距離感があるキャラクターほど説明がなく、なんでこうなったの?といった唐突さがあります。
一番近いメガネの親友ヒロちゃんはまだ距離が近いからわかりやすいのですが、
そのヒロちゃんでも時々それまでにいたる下りが省かれているため、?となることがあります。

ただその分すずにしかわからないことは丁寧にかかれており、
すずの苦しみは痛いくらい伝わってきます。
なぜすずが竜が気になったのかはわかりづらいのですが、ベルでない本当の自信のないすずと一方的に阻害されている竜の孤独がシンクロしたのかな…と雰囲気で思ってます。

なので、孤独をどこかで引きずる人にとっては訳もなくぶっ刺さる勢いでこの作品が迫ってくるかもしれません。
特に女の子は。
でもどんなに幸せそうに見えてもだれもが孤独を抱えているので、とても普遍的なテーマを扱っている作品かと思います。

普通のアニメやドラマに慣れていると、この説明を省いた唐突さは過去最高レベルですが、
その分すずの気持ちは伝わるように作っているように思います。

私は理由が半分わからず劇中3回泣いてしまいました。

中村佳穗さんの演技も歌もベストマッチで、演技経験がないからこそそのたどたどしさ不器用さがすず役ドはまりしてます。
他の演者さんもこの作品のあり方から逆算して配置されているように思います。
心の距離がある人ほど棒演技に近く演技されているように思います。
逆にすずと本当は近いペギースーさんは心情が伝わるように演技されてたのが印象的で、出番はあまりないのですが彼女が気になる人は多いかと思います。

歌もとんでもなくすばらしく
心奪われるくらい素直にドカーン!と響きました。

正直万人におすすめできるかと言えば謎です。
孤独のあり方は人それぞれちがうので
みんなでワイワイ見にいくタイプの映画でもないかもしれません。

でも帰り道、ふと劇中歌を口ずさんでいる自分に気づくそんな作品です。

詳細評価

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