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ラスト・フル・メジャー 知られざる英雄の真実 (2019)

THE LAST FULL MEASURE

監督
トッド・ロビンソン
  • みたいムービー 93
  • みたログ 160

3.93 / 評価:127件

英語表現の美しさ

  • annalee0202 さん
  • 2021年4月25日 9時52分
  • 閲覧数 617
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

ベトナム戦争時に落下傘救助隊という人たちがいたことを初めて知りました。
戦地にヘリコプターから降りてきて、負傷者の手当をする人たち。
戦争に赴く人はみなそうだろうけど、その方たちが経験した恐怖ははかり知ることができない。

ベトナム戦争の激戦地において、自らの命に替えて負傷者の手当をしたピッツという救助兵に勲章を与えてほしいと願う、ベトナム帰還兵の高齢者の心の傷の深さが、胸をえぐるように響きます。
サミュエル・L・ジャクソン、エド・ハリス、ピーター・フォンダ、クリストファー・プラマーなど往年の名優たちの熟した演技が光ります。ただ、だいぶ高齢になられて誰が誰だか分からず、戦争時(若いとき)を演じる俳優とも結び付けづらいので、全体的にはだいぶ分かりづらいとは思いました。

なんで今更勲章?見る前のそんな疑問は吹き飛びます。助けた救助兵の名誉、助けられた方がその後無条件にハッピーな人生を送ったかというとそうではない。
ラストはいかにもアメリカ的だけれども、一人の救助兵が残した想いをたくさんの人が受け継ぐんだなあと思いました。人の想いこそが永遠。お館様は言いこといってたんだなあ。

ところで、原題のthe last full measureはゲティスバーグ演説の一節からとられたとのことですが、戦死者が、死ぬ前に最後に全力を出して働いてくれたという感じのこの重いニュアンスをこの3つの単語で表現できる英語ってすばらしい。others may liveも同様。日本語と英語は根本的に違う言語で、同じ音数なら英語の方が情報量が多いのに、ちゃんと日本語にしてくれて、私たちに提供してくれる字幕翻訳の方に感謝感謝です。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 泣ける
  • 恐怖
  • 勇敢
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