あらすじ・解説
インドの貧しい村出身の青年バルラム・ハルワイ(アダーシュ・ゴーラヴ)は、裕福な一家の運転手となる。生まれた身分から使用人になるしかない彼は、抜け目なく立ち回り主人からの信頼を得ていくが、ある出来事をきっかけに、雇い主一家が自分をわなにはめ犠牲にしようとしていることに気付く。野心的なバルラムは不公平で腐敗した社会に服従するのではなく、自ら運命を切り開くべく立ち上がる。
シネマトゥデイ(外部リンク)
作品レビュー(8件)
- nat********
3.0点
ストーリーに興味を惹かれて、観たいと思っていたインド映画。 多分インド映画は初かな? いわゆるボリウッド映画といえば踊りととんでもない製作本数ぐらいしか知識なし。 あの有名な「スラムドッグ$ミリオネア」も製作はイギリス。 その程度の知識で初ボリウッド映画を鑑賞。 本作は踊りは一切無し。 カースト制度と大家族という檻から逃れる主人公を描いている作品です。 私の思い描いているボリウッド映画とは全然違いました。 しっかりとインドの社会情勢だったり、文化だったり、街並みを描いていて、初めて見聞きするインドを目の当たりにさせてくれた映画に感じました。 ただ面白いか面白くないかはかなり微妙でした。 あまりにも淡々としていて平坦な印象で、もう少し盛り上がりがあっても良かった気がします。
- とし
3.0点
2021年9月22日 映画 #ザ・ホワイトタイガー (2021年アメリカ・インド映画)鑑賞 インドを描いた映画だけどインド映画ではなく、踊りもない。#スラムドッグミリオネア に階級(カースト制度)の問題をより織り交ぜた感じの映画 カースト制度と大家族制度が絡み合って格差問題がなくならない気がしてきた
- wendytiger
2.0点
インドの使用人が、主人を殺して成り上がるという物語。くだらなかった
- med********
4.0点
ネタバレ光と闇の交錯
このレビューにはネタバレが含まれています。 - yab********
4.0点
「光の国で生まれたなら善人でいられますが、檻の中で生まれたならそうはいかないのです」 この主人公の運転手(使用人)の言葉が、インドのカースト制の深い闇を語っている。 インド映画と言えば、歌と踊り、必ずやヒューマンストーリーのハッピーエンド。 ところが、本作は歌と踊りは皆無。ストーリー展開は、ブラックユーモアから思わぬ展開へ。 カースト制の貧富の差、金持ちと使用人の関係を、まったくの逆転の発想で描いている。 貧しさに対して屈服しないということは、ベタにはならないが、ある意味斬新で、ある意味怖ろしい。 インド国内での評価は預かり知らない。だが、少なくとも「ホリウッド映画」とは、完全に一線を画した作品。 この類いのインド映画が増えることを、個人的には心より歓迎したい。
スタッフ・キャスト
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