踊るブロードウェイ

BROADWAY MELODY OF 1936

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踊るブロードウェイ
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(1件)

かわいい20.0%ゴージャス20.0%笑える20.0%楽しい20.0%スペクタクル20.0%

  • gar********

    5.0

    ミュージカルの至宝、モノクロの芸術品

    ブロードウェイの演出家が、幼馴染の女性と出会って新作の舞台を完成させるまでの紆余曲折を描いた作品。第二回アカデミー作品賞を受賞した『ブロードウェイ・メロディ』のシリーズ化で、シリーズ最高傑作。 『ザッツ・エンタテイメントPART2』において、歌うロバート・テイラーとしてこの作品のナンバー『I've Got a Feelin' You're Foolin'』が少しだけ登場していて、小粋なメロディと工夫あふれる舞台セットの使い方がおもしろいと思っていました。ところが、あのシーンの後にはこれぞMGMミュージカルというべきゴージャスで迫力あるダンスシーンが隠されていたのです。大勢の美女、たった一人で5000人の衣装をデザインしたMGMのチーフデザイナー、エイドリアン(『椿姫』『巨星ジーグフェルド』も担当)が作った豪華な衣装に合成技術も使ったカメラワーク…まさにそれは眼福、MGMミュージカルファンとしては大興奮のシーンです。ブロードウェイミュージカルの舞台とも、『会議は踊る』のようなドイツのシネ・オペレッタとも違うまさに1930年代のハリウッド映画、アメリカ映画の見本といって良いでしょう。 そして、この映画の魅力は何といってもキャスト。若きロバート・テイラーの端正な美男子ぶりに、脇を固める憎たらしい新聞記者役のジャック・ベニー、エルンスト・ルビッチの『メリィ・ウィドウ』やディートリッヒの『砂塵』で、個性的な演技を見せた秘書役のウナ・マーケル、そしてダンス、歌、演技と八面六臂の大活躍を見せるエリノア・パウエル…どのキャストもハマリ役といっていいキャストです。その中で私の一押しは、タップの女王エリノア・パウエルのダンス。『Sing Before Breakfast』のナンバーでは、スカートを大胆に翻し、太ももも露わにしながらエネルギッシュなタップを見せ、ラストの『Broadway Rhythm』では、トップハットにステッキというエレガントな姿で貫録のタップをみせています。日本で見られる彼女の作品は少ないので、この作品のDVD化は嬉しいことです。 なお、この作品は『雨に唄えば』にもインスピレーションを与えていることでも知られています。『You Are My Lucky Star』や『Broadway Melody』など、『雨に…』の使い方と比較して見るのも一興です。『雨に…』でMGMミュージカルにハマったという人には、自身を持って薦められる作品です。 まさに、ミュージカルの至宝、モノクロの芸術品といえます。

スタッフ・キャスト

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受賞歴

アカデミー賞第8回

ダンス監督賞

基本情報


タイトル
踊るブロードウェイ

原題
BROADWAY MELODY OF 1936

上映時間

製作国
アメリカ

製作年度

公開日
-

ジャンル