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セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記
2021年7月22日公開

セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記

762021年7月22日公開

塗装ルーキー

1.0

ネタバレこの映画をやるより

手放しで褒められる映画ではない。 石ノ森章太郎というビッグネームを押し出してなおかつ親子で楽しめるヒーロー映画を作るとなるとこういうお話にしかできないだろう。たとえそれが特撮番組「仮面ライダー」が成立するまでの歴史を捻じ曲げてでも…。 私が知る限り、仮面ライダーの企画が動き始めた頃には石ノ森章太郎はすでに多忙な売れっ子作家で、当時の東映のPに懇願されてドクロの仮面のヒーローをデザインし、そこから紆余曲折を経て仮面ライダー1号のデザインに定っていったはずだが…。 本映画を観たらまるで今や当たり前になっている、「漫画が話題になり売れる→アニメ化や実写化する」という流れを仮面ライダーやゴレンジャーがやったように見えてしまい、それらを描いたから石ノ森章太郎が売れっ子になったかのような描写だった。 そもそも仮面ライダーとゴレンジャー同時に出来たわけじゃないし…映画観ながら「え…この流れ大丈夫?」って思いました。 この映画の制作に携わった人で先生に敬意を払っていたのは鈴木福さんと藤岡氏くらいだろう。それが感じられたのは良かった。だからこそ思う、こんな映画作るくらいなら石ノ森章太郎の生涯をスペシャルドラマとか朝ドラにするとか「仮面ライダーをつくった男たち」を実写化した方が良かったと…!

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