レビュー一覧に戻る
ザ・バッド・ガイズ
2021年4月9日公開

ザ・バッド・ガイズ

THE BAD GUYS: REIGN OF CHAOS

1152021年4月9日公開

ひーろーかむおん

3.0

マブリー感も全開

…コロナ禍以来、劇場へ足を運ぶのが億劫になり、専らWOWOWで映画を愉しんでいる古希過ぎのジジイだ。  未だ会社勤めをしているが、仕事の合間を縫って書いているので、ザックリと記す。  あらすじは、横着をして、WOWOWの解説の次のとおり。  『犯罪者護送用のバスが武装集団に襲われ、多くの凶悪犯が脱走してしまう。  警察上層部は元刑事のオ・グタク(キム・サンジュン)に事件の解決を依頼。  “狂犬”と呼ばれる暴力刑事だったオ・グタクは、凶悪犯については凶悪犯が詳しいと考え、知人であり、“伝説の拳”の異名を取るヤクザのパク・ウンチョル(マ・ドンソク)、正義感が強くて容疑者を殺してしまった元刑事コ・ユソン(チャン・ギヨン)、女性詐欺師クァク・ノスン(キム・アジュン)と4人で“特殊犯罪捜査課”を結成。  逃げた凶悪犯たちを追う。』  ドラマ版もWOWOWで放送していたらしいが、見逃してしまったので、再放送されたら是非とも見てみよう。  で、本作はその劇場版で、マ・ドンソクが主演なので愉しみに観てみる。  予告編に「目には目を悪には悪を」というキャッチフレーズがあったが、上記のムショ暮らしの4名が減刑を条件に悪党どもを退治するだけの話だ。  で、退治される方が韓国の裏社会を牛耳っている日本のヤクザで、しかも、名前がトヨトミと言うのだから、恨み辛みは豊臣秀吉の朝鮮出兵にまで遡るという訳だ。  これを以ってして反日と騒いだところで、現在の犬猿の仲がどう改善されるわけでもなく、日本のヤクザを懲らしめてくれて、ありがとうござんした、と一言だけお礼を言っておこう。  こんなことはどうでもよろしいが、国と国のケンカがどうあろうとも、韓国の映画だけは侮れず、しかも、マ・ドンソクファンなので彼の一挙手一投足に惚れ惚れとしてしまう。  ラストの殴り込みはエキサイティングだったな。  多人数の敵さんのナイフと対峙しても、どこまでも鉄拳オンリーでぶちかましていくのだ。  それでも飽き足らず、抱きかかえて背骨をへし折り、死ぬよりもしんどい永久身体麻痺の目に遭わせるのだった。  他の3名はそれほど特筆すべきべき技は持っていなかったが、それなりにスピード感溢れるアクションを見せ付け、また、ウンチョルの子分の“幽霊足”と異名をとる男が参戦するのだが、此奴の華麗にして鮮烈なカンフーアクションには魂消たな。  こんな無双なマ・ドンソクは今に始まったことではないが、随所でマブリー感が匂い立ちニンマリとさせてくれる。  厳つい身体にピンクの手袋はキュートだったし、ミシンの練習もするし、キッスせんと唇を尖らしたりもするのだった。  「タマネギハ ヌッキデ オネガイシマス」のセリフは、日本の牛丼へのリスペクトに思えてしまったがな~。  ストーリー的には至って平凡な作品だったが、だからこそ、マ・ドンソクの存在感がでっかく浮かび上がる、非常に愉しめた3.4点といったところかな。  (メモ パスワードを忘れてトラブってしまったので、新たに開設した。  旧(fg9)レビュー数:4100件、新レビュー数132件目)

閲覧数594