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ザ・バッド・ガイズ
2021年4月9日公開

ザ・バッド・ガイズ

THE BAD GUYS: REIGN OF CHAOS

1152021年4月9日公開

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5.0

ネタバレ次々と敵を倒すマ・ドンソクの最強進化系

刑務所に収監中の、元ヤクザで伝説の拳を持つ男パク・ウンチョル。 ここでも皆からアニキと慕われ、恐れられている様子で、すっかりドンだ。 我らがマ・ドンソク兄貴、腕っぷしの強さはもはや圧巻の貫禄。 超ぶっといあの腕でぶん殴られたら、本当に吹き飛びそうな勢い。 元警察官のコ・ユソンが新入りで入って来て、喧嘩して大暴れ。 圧倒的な力で制圧しちゃうウンチョルの、最強っぷりが頼もしい。 そんな彼が、ピンクの手袋をしてミシンで縫物をしているのだから、お茶目~。 愛嬌たっぷり、茶目っ気と笑いがあり、マ・ドンソクの魅力満載だ。 ある日、囚人たちを乗せた護送車が、突如武装集団に襲撃される。 激しいクラッシュの連続で、ド迫力のカーアクションが凄かったー! 韓国映画は、アクションが本格的で壮大なスケール感があり、ビックリする。 この混乱に乗じて、凶悪な犯罪者たちが脱走してしまった。 護送車と一緒に、ベテラン詐欺師のクァク・ノスンも移送中だった。 キム・アジュン、相変わらずスタイル良くて、キュートで美しい。 こんな詐欺師なら、騙されるのも納得の可憐さと、反面のしたたかさ。 弁舌巧みに立ち回るだけじゃなく、逃げ足も速いしアクションもこなす。 この史上最悪の事件を解決するため、上層部は元警察官のオ・グタクに指令を出す。 彼は病に侵されており、身体は弱っているが執念に燃えて・・・。 収監中の服役囚たち=バッド・ガイズを集めて、特殊犯罪捜査課を始動。 ウンチョルと、無鉄砲で元エリート刑事のユソンを呼び寄せる。 収監中でも時々外出出来たりとか、韓国て緩いんだなぁ、と思いながら。 チームを結成し、逃亡犯の情報に詳しいノスンも仲間に加える。 狡猾でどこか信用ならないが、頭は切れるしここは頼るしかない。 成功すれば減刑することを条件に、凶悪犯たちを追い詰めていくことに。 年齢、性別にスキルや生い立ちなど、すべてバラバラなメンバーたち。 時に衝突しながらも、時に協力して助け合いながら捜査にあたる。 バディものは、性格がバラバラ、デコボコであるほどに面白いもの。 徐々に、絆と信頼関係を構築していく過程が、鉄板ながら微笑ましい。 また、凶悪犯を追い詰めるのが犯罪者、という悪VS悪の戦いの構図も愉快。 悪人だが正義感は強く、犯罪者の心理も読めるし裏事情にも詳しい。 敵を追う攻防戦も、スリリングでハラハラドキドキでワクワクさせる。 圧倒的多数の集団に対し、少数精鋭で挑む、というのもお約束だが興奮する。 うじゃうじゃとやって来る有象無象を、バッタバタとぶん殴ってぶっ飛ばす。 マ・ドンソクが廊下で大勢に挟まれた時は、「オールド・ボーイ」を彷彿させた。 次々と敵を倒していく姿に、いいぞ~!とテンションが上がる。 エネルギッシュな若さのパワーが漲る、ユソンの活躍ぶりもいいが。 グタクの地味ながらいぶし銀を感じさせる、シブイ活躍ぶりもいいし。 やはり、マ・ドンソクの肉弾戦がたっぷり楽しめるのが、爽快で良かった。 シリアスな戦いが続く中で、笑いを盛り込むバランスも韓国はうまい! 思わず吹き出しちゃうような場面もあり、最高に可笑しかった~。 やがて、背後には国家を揺るがす巨大な陰謀が存在していると分かる。 ある秘密を掴んでいる囚人を、組織が狙っていて互いに追う。 真の黒幕の正体を暴いていく、サスペンス要素も楽しめる。 ある組織が、ある人物と癒着している事が分かってくるのだが。 この設定も実に韓国らしくて、しっかり自国の腐敗ぶりも盛り込む。 皮肉的で風刺が効いていて、韓国でウケるのも納得、だった。 クライマックスの、たった4人でアジトに乗り込んで行く姿も熱くてお見事。 互いに拳を交えての、男臭くて泥臭い、アナログな戦いぶりがむしろいい。 ラストで、しっかりボスと対峙する、勧善懲悪な展開もスッキリする。 彼らがボロボロになりながらも、命がけで闇を討つ姿が感動的。 突然現れて大活躍した謎の「幽霊足」にも、強過ぎて笑ってしまうほど。 エンドロールまでユーモアに溢れ、最後まで楽しめました。 こんなマ・ドンソクが見たかった!と、大木のような剛腕を堪能した。 マ・ドンソク好きにはたまらない、最強に進化した姿に満足です!

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