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白雪姫の赤い靴と7人のこびと (2019)

RED SHOES AND THE SEVEN DWARFS

監督
ホン・ソンホ
  • みたいムービー 11
  • みたログ 9

4.43 / 評価:7件

赤い靴を履くとアジアンビューティーに♡

  • bakeneko さん
  • 2021年3月22日 15時57分
  • 閲覧数 393
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

グリム+アンデルセン童話+アーサー王伝説+…と西洋のおとぎ話をぎっしり詰め込んだパロディアニメーションですが、しっかりしたテーマ性に加えてロマンチック&ファンタジーも上手にブレンドして、単なるパロデイに留まらない万人が愉しめる娯楽作となっています。

(鑑賞後の相棒との会話)
本作は、声はハリウッドスターが充てて居るけれど純然たる韓国アニメーションだよね!
その為に劇場公開もミニシアター系の“未体験ゾーンの映画たち”の枠で一週間一日一回のみの上映だ!
もったいないなあ~同時期公開されている本家ディズニーや日本の話題作よりも遥かに面白いのに~
“どうせパロデイアニメ―ションでしょ!”と「シュレック」シリーズの様な変化球を予想してゆくと、意外と直球なテーマ&丹念な作り込みに嬉しい誤算となる良作だ!
それでも、プロローグのアーサー達が緑色の小人に変えられたエピソードから、しっかりパロデイの要素もぎっしり詰め込まれているよ!
7人の小人たち=アーサー達がそれぞれ有名な童話キャラの名前の皇子の混成部隊なのも愉しい!
アーサー&マーリンは英国のアーサー王伝説由来で、勇者のみ抜くことが出来るアーサーの剣:エクスカリヴァー伝説も出てくる。
ジャックはフランスの民話:ジャックと豆の木
ハンスはドイツ系で、グリム童話の殆どのお話の主人公
ピノ、ノキ、キオは言うまでもなく、イタリアの童話:ピノッキオから
他にも沢山の童話キャラが出演していて、
緑色の顔の妖精は「オズの魔法使い」のパロデイ
木彫りの熊のキャラは“3匹のくま”
魔法を解くのはキッスと言うのは“カエルの王子”
エンドタイトルでは、人魚姫アリエル、ラプンツェル、眠れる森の美女…と盛り沢山だ♡

オリジナルの設定は、呪いを掛けられた王子たちが観る者が居ないと元に戻ることや、魔女の呪いで宮殿の人々が木彫りキャラに変えられること、そして何よりも赤い靴を履くことで、ぽっちゃり姫が絶世の美女になることだ!
これは、現在でも根強い“白人系がアジア系よりも美しい”という既存概念を覆していて、実際にはぽっちゃり系が多い白人よりもアジア系の少女の方に美人が多いことを表している。
欧米系アニメでは未だにアジア系は一重瞼だもんな~
韓国製アニメである本作のヒロイン(変身後)と王子はどちらも韓国風の美男美女となっていて、そういった偏見に一矢報いているわけだ!
物語は白雪姫の物語を基本にしつつ独自の冒険譚となっていて、アクションやギャグも満載で愉しませてくれる。
特に飛翔シーンの疾走感と主題歌のロマンチックさは秀逸だ♡
字幕版しか公開されていないけれど、
ヒロイン:クロエ・グレース・モレッツ
マーリン:サム・クラフリン
魔女レジーナ:ジーナ・ガーション
魔法の鏡:パトリック・ウォーバートン…と豪華メンバーの肉声で物語を盛り上げているから、吹き替え版じゃなくてこれで十分じゃないかな~
各国の王子たちの(フランス、ドイツ、イタリア)訛りも聴きどころだしね!
映画の終盤まで観ているうちに、ぽっちゃりの白雪姫がなかなか魅力的に見えてくる演出は見事だね!
あと、白雪姫の似顔絵(父王)が下手なのには笑ったなあ
あれって、今では伝説となっている十年以上前の“お母さんといっしょ”の、はいだしょうこおねえさんの描いた“スプー”を連想したなあ~

ねたばれ?
元に戻るには“世界一の美女とキスする”という条件なのだけど、素顔の彼女に恋したマーリン以外の他の王子たちの呪いは解くことが出来るのかな?

詳細評価

物語
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