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アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン
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アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン

AMAZING GRACE

912021年5月28日公開

yam********

3.0

音楽としては5億点、映画としては…

この映画は現場の高揚と熱狂を伝えてくれるか?と言われると、 残念ながら難しいです。 画面の中とこちら側の熱量の差がスゴかった… こちら側では、誰一人として手を叩き足を踏み鳴らす人はいない… エアコンが冷え冷えと効いた暗い館内に、アレサの絶唱が響き続けても… 映像は素人のビデオみたいにブレまくり、ピントはなかなか合いません。 構成も意味のないカットが多く、ワクワク感も臨場感も伝わりません。 監督のシドニー•ポラックのやる気のなさだけが伝わってきます。 お蔵入りになったのは映像と音声のシンクロの問題のせいだけではないと思います。 音楽としては5億点ですが、映画としては3点でした。 ただし、個人的な興味では見どころもありました。 ・まずなんと言っても当時29歳の若いアレサの映像と歌をタップリと味わえること。 ・ジェームズ・クリーブランドの司会に歌にピアノに八面六臂の大活躍が楽しめること。 ・聖歌隊のみなさん、バンドのみなさんの姿が見られること。 ・アレサの父さんの感動的なスピーチが聞けること。 (父さんのスピーチでそれまで硬かったアレサの表情が変わります。あと、娘の汗を甲斐甲斐しく拭いてあげる父の姿も微笑ましい!) ・父さんと愛人関係にあったらしいクララ・ウォードがいてドキドキすること。 ・ミックとチャーリーが来てて笑えること。 ・当時の黒人たちのファッションやヘアスタイルが楽しめること。 映画を観る前にフレッシュネスバーガーで昼飯を取ろうと注文したところ、20分待っても来ない… 仕方ないので「映画観てからまた来ます」と言いおいて店を出ました。 腹を鳴らしながら映画を観終わった俺、普段なら文句の一つも言いたくなるところですが、すっかり寛容な人間に生まれ変わった俺。 アレサも商業的には大成功を収めたとはいえ、色々大変な中頑張って熱唱してるんだから、小さいことは気にせず俺も頑張ろう。 もうレジで並んだり車でクラクション鳴らされたりしても気にならないことでしょう。 黒人でもキリスト教徒でもない自分に影響を与えるゴスペル恐るべし、アレサ恐るべし。 お詫びに次回バーガー無料券もらって帰りましたw。

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